コート・スティーリング
どうも、松本13です。今回は、『コート・スティーリング』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『コート・スティーリング』は、2025年に制作されたアメリカのクライム・アクション映画。監督はダーレン・アロノフスキー、主演はオースティン・バトラー。
【あらすじ】
1998年、ニューヨークで暮らすバーテンダーのハンクは恋人のイヴォンヌと穏やかな日々を送っていた。しかし隣人から猫を預かった事がきっかけでマフィアの抗争に巻き込まれてしまう…
今作は、ダーレン・アロノフスキー監督作品。
電波なカルト映画から超絶胸糞な鬱映画、ショーレースの常連でもあり、キャリアの低迷したかつての名優のカムバックに一役買ったりと、とにかく仕事ができるイメージのダーレン・アロノフスキー。
そんなダーレン・アロノフスキー監督作品の傾向を知った上で見るのであれば、今作はこれ以上にない作品なんじゃないかと。
とにかく一筋縄ではいかない作品を多く手掛けてきたダーレン・アロノフスキー監督作品だけあり、とにかくめちゃくちゃ見応えがあるサスペンス映画となっています。
ダーレン・アロノフスキー監督作品の傾向を知らない場合は、「ちょっと変わったトーンのサスペンス作品」くらいの感覚で見るのがいいんじゃないかと。
特に、この映画、ビジュアルで内容を勘違いしてしまいがちだと思うんですよね。
なんかこの映画、ビジュアルだけ見ると、ヒャッハーなモヒカンがいたり、いかついゴリラがいたりと、血で血を洗うような、B級アクションコメディやサスペンスに見えてしまったりすると思うんですよね。
例えば『ボーイ・キルズ・ワールド』や『マチェーテ』のような。
なので、その手の方面の期待を持ってみると、この作品、ちょっと肩透かしの部分もあるんじゃないかと。
今作は良くも悪くも、その手の作品とは一味違った作品なんですよね。シンプルで直球な作品ではないんですよね。
ただそれらも作品の面白さとは別でして、面白いかどうかと言ったらめちゃくちゃ面白いんですよね。
隣人から猫を預かったら、なぜかロシアンマフィアに腎臓をぶっ潰されて酒の飲めない体になってしまった不憫な男が、これまたなぜか凶悪なユダヤ人からも命を狙われることになり、ただ猫はめちゃくちゃ可愛い、みたいな。
「どうしてそうなった!?」みたいな展開の連続な話なんですよね。
ただストーリー展開は抜群に面白く、バイオレンス要素なども満載なので、期待する方面によってはちょっと肩透かしな部分もあるかもしれませんが、とはいえ刺激も見応えも十分に感じられる作品ではあるかと思います。
そして最後の終わり方がこれまた何ともいい感じなんですよね。これぞ、ダーレン・アロノフスキーといった感じで。
ダーレン・アロノフスキー監督ファンはもちろんのこと、これを入り口としてダーレン・アロノフスキー作品に入るというのも大いにありなんじゃないかと。
彼の作品って本当に触れておいて損をする作品って一つもないと思うので。
などとあれこれ御託をこねると、ちょっと小難しい感じの映画に感じられるかもしれませんが、少なくとも今作に関しては全然難しい内容の作品ではないので、気になる方は是非見てみてください。
個人的にはめちゃくちゃおすすめの作品です。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。