プレデター:バッドランド
どうも、松本13です。今回は、『プレデター:バッドランド』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『プレデター:バッドランド』は、2025年公開予定のアメリカ合衆国のSFアクション映画。監督はダン・トラクテンバーグ。
【あらすじ】
ヤウージャ族の若きプレデター、デク。 プレデターの中では体躯が小さく非力ゆえに一族の恥とされ、族長でもある父から存在を抹消されようとしていた。戦士としての証を立てるため、デクは最も危険な惑星〈ゲンナ〉へ向かう…
個人的に、プレデターシリーズって多少の上がり下がりはあれど、外れは一つもない、常に80点以上を獲得している稀有なシリーズであるのですが。
そんなシリーズ5作目でまさかの120点満点を叩き出した傑作が『プレデター:ザ・プレイ』でして。
その監督であるダン・トラクテンバーグが今度は人間ではなく、プレデターを主人公とした作品を作るのだから、もうその時点で勝ち確定なんですよね。
とにかく、あのトラクテンバーグ監督が作ったプレデター最新作ということで、期待値が限りなく高い状態で見たのですが、さすがトラクテンバーグ監督。
その期待値をゆうに超える、200点満点の内容でした。
ストーリーはそんなに凝っておらず、むしろ単純なストーリーなのですが。
とはいえ、戦闘民族プレデターの映画を好む層で、下級選手の成り上がりが嫌いな人なんていないと思うんですよね。むしろ、みんなの大好物だと思うのですが。
というか、この映画、そういう好事家の大好物ばかりを集めた作品だと思うんですよね。
無口な戦士とお調子者アンドロイドのロードムービー的な部分も最高ですし、そのようなはぐれ者同士が紆余曲折を得て、絆を得ていくという部分もこれまたかなり胸アツだったり。
胸アツといえば、今作、特撮ヒーローみたいなめちゃくちゃ絵になる決めポーズなども多く、そういう部分でもかなりの見所かと。
プレデターという作品がここまでの長寿シリーズになったのって、2作目ですでに脱アーノルド・シュワルツェネッガーに成功していたからだと思うんですよね。
何かとシュワちゃん頼みだったターミネーターは、後にかなり苦戦していたりします。
プレデターが脱シュワちゃんに成功できたのって、適役であるプレデターがめちゃくちゃ魅力的だからだと思うんですよね。
プレデターはハンターでありながら、冷酷な殺戮マシンというわけではなく、戦闘民族ならではのそれなりのルールがあったり。
怪我の治療中に痛くて悲鳴あげちゃったり、みたいな可愛いところもあったり。
そして、これまためちゃくちゃかっこいいロマン溢れるデジタルガジェットや武器なども満載でして。
そこまで魅力的ならいっそのこと主人公にしちゃえばいいじゃん、ということで、今作は見事に人間の登場人物がゼロ。
しかしアンドロイドと宇宙人しかいないにも関わらず、人間ドラマはめちゃくちゃ胸アツなんですよね。
確かに、大衆に迎合しすぎているとか、かつてのホラー路線やシリアスさの欠如とか、難癖つけようと思えばいくらでもつけられたりするかと思うのですが。
ただ、多くのファンが望むものを最高の形で提供した監督の手腕は、個人的には高く評価したいところです。
それを妙に媚びたような作風ではなく、おそらくこれから続いていくシリーズの世界観をとてもうまいこと拡張しているのも、本当に監督の素晴らしい手腕なんじゃないかと。
とにかく、プレデターシリーズとしては本当に最高の作品なんじゃないかと。
それと、今作に登場するアンドロイドが、映画史上最悪のブラック企業であるウェイランド・ユタニ社製でして、その部分で若干ではあるもののエイリアンシリーズの世界観を体感できるというのも、今作の魅力なんじゃないかと。
ということで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。