トゥギャザー
どうも、松本13です。今回は『トゥギャザー』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『トゥギャザー』は、2025年のオーストラリア・アメリカ合作のホラー映画。日本では2026年に公開された。
【あらすじ】
長年連れ添ってきた倦怠期のカップル。ひょんなことから互いの身体が接合しはじめた2人は、やがて想像を絶する事態に直面していく…
倦怠期を迎えたとあるカップル。離れがちな2人の心にもかかわらず、肉体が物理的にくっついてしまうという、めちゃくちゃ面白そうなストーリー。ホラー映画としても、そのアイデアの時点で勝ち確定だと思うんですよね。
実際の内容はと言うと、アイデア一本勝負の作品というわけではなく、決して「飛び道具映画」だけにとどまらない、ホラーとしてはかなり良質な作品なんじゃないかと。昨今話題になることも多い「ボディ・ホラー」というジャンルの作品としても、かなり優秀なのではないでしょうか。
ボディ・ホラーならではの、生理的な拒絶反応が出てしまうような視覚的なエグさに関しても見応え十分。そういう意味でのグロテスクさはかなりのものです。それに加え、このジャンル特有の「胸糞の悪さ」みたいな部分も適度に配合されています。
倦怠期を迎えたカップルの噛み合わなさや、いたたまれなさみたいな部分は、ちょっと見ていて色々な部分が痒くなってしまうくらいにリアルだったり。
ただ、視覚的にもストーリー的にもボディ・ホラーとしての刺激はかなりあるものの、近年のこのジャンルにありがちな「トラウマレベルで数日間引きずる」ような強烈すぎるものとは少し違います。本作においては、いい意味でライトであり、「刺激はあるけれど後を引くほどではない」という塩梅が、個人的にはめちゃくちゃ高評価です。
「肉体同士がくっついてしまう」というちょっとシュールな不条理系のストーリーかなと思いきや、わりとロジックはよくできており、それらを主軸とした起承転結もめちゃくちゃしっかりしているので、ホラー映画としてのカタルシスもかなり感じられるのではないかと。
そもそもボディ・ホラーというジャンル自体が相当に見る人を選ぶゆえ、評価も分かれがちな作品ではあるかと思います。とはいえ、キワモノ系ホラーが好きなのであれば、一度見ておいても損はない作品なんじゃないかと。
前述のようにボディ・ホラーとしてはライトな部類ですし、グロテスクなシーンは多々あるものの、スプラッター要素は意外と控えめなんですよね。そういう意味でも見やすいんじゃないかと思います。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。