バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
どうも、松本13です。今回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』は1989年のアメリカ映画。監督はロバート・ゼメキス。主演はマイケル・J・フォックス。
【あらすじ】
ドクと共に未来に行ったマーティーであったが、自身の欲が原因で過去を大きく歪めてしまう。歪んだ過去を正すために彼らは再び1955年へと戻ることになる…
個人的に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは、オールタイムベスト、不動のナンバーワン作品だったりするのですが、このシリーズのすごい所って、1本見ると3本目まで絶対に見ちゃうところだと思うんですよね。その部分の強烈な魅力は、もはや「呪い」のレベルかと思うのですが。
三部作の2作目となる今作は、シリーズとしてはちょっとした「通過点」扱いをされがちな作品ではあるかと思います。しかし、作品単体としてもめちゃくちゃ面白いんですよね。
なにげに主人公であるマーティの父親ジョージや、恋人のジェニファーのキャストが変わっていたりもしますし、ロックバンド・レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーや、『ロード・オブ・ザ・リング』などで有名なイライジャ・ウッドが子供時代に出演していたりもします。それ以外にも「周回プレイ用」の小ネタが多々あったりする、シリーズならではの楽しみ方もできます。
また、製作当時は遠い未来であった「2015年」が、今では過去になってしまっているという部分も、今作の面白いところなんじゃないかと。今作で描かれた大半の未来予想は実現はしなかったものの、中には当時では思いもつかなかったものが発明されていたり、少なからず映画よりも先に進んでいるものもあったりします。そういう観点で見るのもめちゃくちゃ面白いんですよね。
映画を追い越したといえば、今作における悪役であり、傲慢で強権的な街を牛耳る大富豪ビフ。そのモデルとなったのは、当時不動産王だったドナルド・トランプです。これは当時、トランプに対してのちょっとした風刺や皮肉みたいな意味合いもあったかと思うのですが、ところがどっこい、街を牛耳るどころか現実では大統領になっちゃってますからね。
かつては今作のビフがめちゃくちゃ傲慢で強権的な悪い奴に見えたのですが、現実が映画を軽く追い越してしまっている今見ると、むしろめちゃくちゃ可愛く感じられてしまうんですよね。
作中で「悪夢」として描かれたどんな町の荒廃や退廃よりも、第1次トランプ政権時の議会襲撃の画像の方がよっぽど映画的ですし、しかもその時に逮捕された人間を、第2次政権で釈放しちゃってますからね。それ以外にも、現在進行形でそれこそ映画以上にヤバいことが日々起きているのですが。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」って、当時のハリウッドの最高の才能が集結した、と言っても過言ではない作品だと思うんです。そんな数々の才能が描いた「悪夢の未来」以上の現実が今ここにあるというのは、よくよく考えるとかなり危ういことかと思うのですが、実際ここまでの規模で映画を追い越してしまった現実というのは、なかなかないわけでありまして。
そういう観点で今作を見るのもめちゃくちゃ面白いと思うので、今あえて、この時代に「過去となったバック・トゥ・ザ・フューチャーの未来編」を見てみるというのも、大いにアリだと思うんですよね。
本当に今見ると、かつてとはかなり印象が変わる部分も多々あると思うので。ということで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。