HELP:復讐島
どうも、松本13です。
今回は『HELP:復讐島』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『HELP/復讐島』は、2026年のアメリカのホラー映画。監督はサム・ライミ。
【あらすじ】
会社員のリンダは、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリーのもとで、息の詰まるような毎日を送っていた。ある日、出張に行くリンダたちを乗せた飛行機が墜落し、目を覚ますと見渡す限りの孤島にいた…
飛行機の墜落で、パワハラ上司と共に無人島に漂着した主人公。サバイバルスキルがある主人公と、金持ちのボンボンであるパワハラ上司。会社も文明もない無人島でその立場が逆転するという、めちゃくちゃ面白そうなストーリーの今作。
監督もサム・ライミということで、相当な期待を持って見てみたのですが、想像以上の面白さでした。
ただ今作、タイトルやあらすじほど「リベンジムービー」はしていないんですよね。
リベンジムービーってそれなりに好き嫌いが分かれるかと思うのですが、本作においては、リベンジムービーがちょっと苦手な人でも楽しめる、割と広範囲向けなホラー作品なんじゃないかと。
リベンジムービー的側面は多々ありつつ、パワハラ、墜落、サバイバルで立場逆転は序盤のかなり早い部分でなされており、リベンジはある程度成功しちゃっているんですよね。
じゃあ、そこから何があるのか? そこからどうなるのか?
という部分がこの映画の面白いところでして。
舞台は無人島、登場人物は基本的に主人公とパワハラ上司の2人という、めちゃくちゃミニマルな設定。にも関わらず、最後の最後まで本当に面白いんですよね。これだけ少ない条件で最後まで見せるって、結構すごいことだと思うんです。
そこはさすがのサム・ライミ。スプラッター映画の礎を築いた、巨匠中の巨匠ですからね。
それだけだったら特定のジャンル特化の監督だったかもしれませんが、サム・ライミはホラーだけじゃなく、『スパイダーマン』などのド直球な娯楽映画も手掛けています。『スパイダーマン』って、現代アメコミ映画の源流ともなった本当に名作中の名作ですからね。
そんな「ド直球」も「飛び道具」もどっちも行ける監督の作品だけに、先の展開が本当に予想つかないんですよね。そして、サム・ライミと言ったらスプラッターやアメコミなどの派手な部分だけでなく、人物描写もめちゃくちゃうまかったりします。特に、「頭のおかしな人間の常軌を逸した行動」みたいな部分に関しては。
作品の性質上、一般的な娯楽作品として全方位におすすめできる作品ではないものの、ホラー映画というジャンルが好きなのであれば、間違いなく一度は見ても損はないんじゃないかと。よほど過剰な期待をしない限りは、めちゃくちゃ楽しめるかと思います。
前述のようなストーリー的な面白みはもちろんですが、スプラッター映画の巨匠なだけあり、視覚的にかなりきつい描写も要所要所で結構あったりと、そういう部分の見応えもかなりある作品です。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。