パニッシャー:ワン・ラスト・キル
どうも、松本13です。今回は、『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』 は、マーベル・シネマティック・ユニバースに属するアメリカのWebテレビスペシャル。2026年にディズニープラスで配信された。
【あらすじ】
パニッシャーことフランク・キャッスルは、家族を殺された復讐を遂げるも、未だにトラウマや幻覚にさいなまれていた。そんなある日、思いがけず再び戦いの渦へと引き戻されてしまう…
「悪人、絶対許さないおじさん」ことパニッシャー。個人的に、数あるアメコミキャラの中ではかなり好きな方でして。パニッシャーって、元海兵隊の凄腕ながら、特殊能力を持ったスーパーヒーローってわけじゃないんですよね。むしろ「ヒーローではない一般人の最上位」みたいな存在でして、コスチュームもなし。強いて言えば、ドクロのTシャツくらいのもので。格ゲーで言うところの「投げ技キャラ」みたいな、非常に無骨さとロマンあふれるキャラなんですよね。そのロマンゆえにヤムチャ的格下キャラ扱いされることなく、他のスーパーヒーローに匹敵する人気を誇る、非常に稀有なキャラクターだと思うのですが。
とにかくビジュアルやキャラクター性においては抜群に素晴らしいパニッシャー。ただ、映画化に関してはぶっちゃけパッとしないというか、明確な成功は収められていないんですよね。どの作品も結構大雑把なものが多かったりしますし。ただ、個人的にはそういうマッチョな大味さも含めて、かなり好きだったりするのですが。
そういう「パニッシャー」というキャラクターや作品の特性を加味した上で見るのであれば、今作もかなり面白い作品なんじゃないかと。
一応、ドラマバージョンと関連性のあるテレビスペシャルみたいな立ち位置の作品なのですが、基本的なパニッシャーの設定を知っていれば、特に予習はなくても楽しめるかと。テレビスペシャルゆえに短めの尺なのですが、「復讐!」「ドンパチ!」とパニッシャークオリティは満載。逆にそれ以上のストーリーはほとんどなかったりするのですが、そのシンプルさが良かったり。とにかく短めの尺ながら、多くの人がパニッシャーに望むものはしっかり摂取できる、めちゃくちゃ優れた作品です。かつ、MCU作品とは思えないくらいの血みどろ処刑劇が満載。
復讐で病んじゃってるパニッシャー。血みどろの自傷行為みたいな筋トレをやって、大量の錠剤を酒で流し込んでゲロ吐いて幻覚見て、窓の外では犬は殺され、老人は襲われ、薬中があふれと、もう絵に描いたような治安の終わりっぷりでして。ちなみに、この描写だけでまだ冒頭数分。まあ、そこから紆余曲折あって、信じられないくらいの死体の山を量産するのですが。
パニッシャーならではの無骨さや、重ためなロックのBGMなどなど、とにかく「らしさ」というものはめちゃくちゃ味わえる作品なので、パニッシャーが好きなのであれば、一度は見ておいても損はない作品なんじゃないかと。
個人的にパニッシャーって「マーベルで一番DCっぽいキャラ」なイメージなのですが、今作はまさにDCの世界観、超絶ゴッサム・シティですからね。そういう見所も多々ある作品。
正直、フェーズ4以降のマーベル作品って、あまり気軽に人におすすめできるものがなかったりするのですが、今作に関しては予習・復習不要の単発お手軽ムービー。内容も面白いので、パニッシャー好きにはめちゃくちゃおすすめです。逆にパニッシャーを知らない人が「この凶暴なおじさんは誰なんだろう?」みたいなところから、パニッシャーというキャラを知るという意味でも、おすすめの作品なんじゃないかと。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。