ウトローズ
どうも、松本13です。
今回は、『アウトローズ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『アウトローズ』は2025年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。2018年の映画『ザ・アウトロー』の続編となる。主演はジェラルド・バトラー。
【あらすじ】
休職処分中のロサンゼルス郡保安局刑事ニックは、銀行強盗事件を起こして逃亡したドニーの行方を追い、単身ヨーロッパへ向かう。現地でドニーが窃盗を繰り返す犯罪組織と行動を共にしているとの情報を掴んだニックだったが、やがて世界最大のダイヤモンド取引所を狙う壮大な強盗計画に巻き込まれていく…
『アウトロー』の続編となる今作。個人的には「ジェラルド・バトラーが新たな脅威に挑む」みたいな展開だと思っていたのですが、前作直後から始まる、がっつりとした「続編映画」なんですよね。故に、前作の予習は必須かと思います。
今作、決して駄作ではないものの、かなり評価が分かれがちな部分が面白い作品だと思うんですよね。というのも今作、前作とはちょっと毛色の違った作品でして。
ストーリー的にはがっつり繋がっているものの、前作って「治安の終わったロサンゼルス」を舞台とした、銃撃、カーチェイス、筋肉、武装強盗、ストリッパー……みたいな、これでもかというくらいにアメリカンな作品だったのですが。
今作の舞台はフランス。
ハンバーガーとかホットドッグとか出てこないんですよね。代わりにクロワッサンがめちゃくちゃ出てくる。
そして、前作に比べるとアクション要素もかなり控えめ。武装強盗相手にドンパチやりあっていた前作とは違い、今作って一応は強盗ではあるものの、どちらかというと「泥棒」に近い感じでして。「武装して覆面して、てめえら下手なこと考えるんじゃねえぞ!」みたいな流れではなく、監視カメラの隙間を縫って、そろーりそろーり……みたいな。
故に、前作のようなノリを期待すると壮大な肩透かしを食らってしまうのですが、ただそっち方面に過剰な期待をしない限りは、普通に面白い映画なんじゃないかと。
前作では法の執行官であったジェラルド・バトラーが「強盗になる」という時点でめちゃくちゃ面白そうですし。前作に比べると派手さ控えめな展開ゆえに、ちょっと中だるみしてしまう部分もあるのですが、ただ前作同様ストーリーはかなり面白く、最後まで見れば結構なカタルシスは感じられるんじゃないかと。
離婚する妻への嫌がらせが女々しかったり、子供と離れるのが悲しくて、一人でいる時にちょっと泣いてしまったり……みたいな、全然「アウトロー」ではないジェラルド・バトラーのナイーブさは、前作の大きな魅力でもあったかと思うのですが、その部分の魅力は今作においても十分に発揮されており、「強盗に身を落としながらも、ろくでなしにはなりきれない」みたいなキャラクターがこれまた最高でして。
ジェラルド・バトラーって、一見するとテンプレ通りの筋肉俳優なのだけれど、ふとした瞬間に人間味や弱みを見せるみたいな演技がめちゃくちゃ上手い俳優だと思うんですよね。そういう意味での「ジェラルド・バトラー成分」は十分に摂取できる作品かと。
とにかく前作がド派手な傑作だったゆえ、それと比べるとちょっと評価が下がってしまう部分はあるかと思いますが、作品の性質さえ理解しているのであれば、前作には劣るもののそこまで悪い作品ではないので、一度は見ても損はないんじゃないかと。
ということで今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。