リターン・トゥ・サイレントヒル
どうも、松本13です。
今回は『リターン・トゥ・サイレントヒル』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『リターン・トゥ・サイレントヒル』は、2026年公開のホラー映画。ホラーゲーム『サイレントヒル2』を原作としている。
【あらすじ】
最愛の妻メアリーを失ったジェイムス・サンダーランドは失意の底にあり、酒に溺れる日々を送っていた。そんなある日、失ったはずの妻から一通の手紙が届く…
人気ゲームシリーズ『サイレントヒル』の実写化3作目。前作とのつながりはないものの、監督は第1作目の監督ということもあり、もはや「勝ち確」と言っていいほどの高い期待をされていた作品だったのですが、蓋を開けてみると酷評が多数。日本では劇場公開すらされないという……。
ただ、同じように日本では配信スルーとなり、本国では酷評多数であった『ミーガン2.0』なども、個人的にはかなり面白かったので、割と楽しめるんじゃないかと思っていたのですが。
ただ今作、ツッコミどころに目を瞑れば楽しめる「大味作品」とか、何周か回って面白いみたいな楽しみ方ができる作品ではないんですよね。決して駄作ではないものの、ただ傑作かと言ったらそうでもない……という、なんか微妙な空気感になっちゃう作品です。
ちょっと変則ムービー的な側面があり、その部分の脚本はちょっと難ありだったりするので、そこがもう少し丁寧だったら評価も違ってきたと思うのですが。とはいえ、ストーリーが破綻しているというわけでもなく、バブルヘッドナースや三角頭などの名物キャラも登場しますし、サイレントヒルらしさみたいなものは結構味わえる作品です。
決してそこまで悪い作品ではないんですよね。ただ、何か突出している部分があるかと言ったらあまりないわけでして、それゆえに評価が伸び悩んでしまっていると思うんですよね。異形クリーチャーに関しても既に過去作品で登場していますし、サイレントヒルの世界観などについても同様。3作目ゆえに新鮮味もないんですよね。それ以上の何かがあると言ったら、ないわけでして。
なんやかんやで、過去2作って気を抜いて観ていても、ある程度直感的に理解できる大味な「雰囲気映画」としても楽しめたかと思うのですが、本作にはそのような魅力もなし。
そもそもサイレントヒルの映画シリーズ自体が、ゲームの1作目、3作目、そして今作が2作目という変則的な順番での実写化ということもあり、微妙な立ち位置になってしまっている作品でもあるのですが。そして、前2作の出来が結構良かっただけに、相対的に微妙な立ち位置になってしまっている感もあったりもするのですが。
作品単体としては決して悪くはないので、過去2作品と比較したりしなければ、今作は今作で普通に面白い作品だと思いますし、今作からサイレントヒルシリーズに入るというのも、それはそれでありなんじゃないかと。
サイレントヒルって、『ミスト』などの胸糞クリーチャー系作品としては、かなり優れた世界観を持つ作品でして、実際その手のジャンルって絶対数が少ないですからね。なので、個人的には今作の失敗に懲りずに、シリーズが続いてくれたらと思う次第です。
ちなみに今作については、原作未プレイでの感想です。原作を踏まえると、また評価が違ってくる部分があるかと思いますので。
ということで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。