ポリス・ストーリー/香港国際警察
どうも、松本13です。
今回は『ポリス・ストーリー/香港国際警察』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』は、1985年に公開された香港のアクション映画。監督・脚本・主演はジャッキー・チェン。
【あらすじ】
麻薬密売組織を摘発するべく、大掛かりな張り込み捜査に乗り出した香港警察。刑事チェンは逃走を図った組織の首領チュウを執拗な追跡の末に何とか逮捕するのだが…
言わずと知れた名作中の名作。ジャッキー・チェン主演作品の最高傑作との呼び声も多く、少なくとも多くの人のベストオブジャッキー映画でトップ3には食い込んでくる作品かと思います。
この作品と言ったら、とにかくアクションが凄まじい作品でして。これ、当時を知らない人に「このシーン、生身でやってるんですよ!しかも本人が!」と言っても信じてもらえないのではないでしょうか。
実際、今から考えると当時のジャッキーは、新作公開のために生死の境をさまよったり、何本も骨を折ったりと、今から考えるとちょっと異常とも言える状態だったと思うんですよね。
そんなある種異常な状態が一つのピークを迎えたのはこの作品でして。
そういう目線で見ると、本当に壮絶なアクションシーンの数々。
この手の映画って、今作ろうと思っても絶対に作れないと思うので。
そういう意味ではかなり貴重なんじゃないかと。
ただ今作、割とコミカルなシーンも多いんですよね。
そういう緩急も今作ならではの魅力なんじゃないかと。
かと思えば、かなりシリアスな展開もあったり。
今作、ジャッキー映画やアクション映画としてはもちろんのこと、刑事物としてもかなり素晴らしい映画だと思うんですよね。
現場と上層部の軋轢とか、内部の裏切り者とか、堅物なようで実は物分かりのいい上司とか。
そういう刑事物ならではのハードボイルドであったり、胸アツであったりするシーンも満載で、本当に刑事物としてもかなり見応えがあるんですよね。
特に今作、ジャッキーが今よりだいぶ若い時期の作品でして。
なので今作におけるジャッキーも若々しく、かなり荒々しいんですよね。
今作において、ジャッキーが激昂するシーンなどについては本当に素晴らしい演技。
石丸博也の吹き替えについても同様。
名作中の名作ゆえ、さらっと見てしまっているけれど、こういう「若さゆえに感情が先立ってしまう」みたいなジャッキーって、他の作品では、特に、ある程度年齢を重ねてからの作品ではあまりないんですよね。
今作のラストシーンについても同様。
よくよく考えると結構壮絶な終わり方だと思うんですよね。
ジャッキー・チェンの映画って大団円エンドも多いし、今作についても続編が何本も作られているゆえ、ふわっとしたイメージだと今作もなんとなく丸く収まって終わるみたいな印象が私にはあったのですが。
今作はゴリゴリにハードな終わり方でして、そういう部分も見どころの一つなんじゃないかと。
とにかく、初見でも再見でも、今作を見終わった後はおなじみのポリス・ストーリーのテーマを聞いたら胸がたぎること間違いなしかと思います。
正直、ポリス・ストーリーを見る前は、なぜジャッキーファンがここまでこの曲に対して盛り上がるのか本当によくわからないのですが。
ただ一度でもこの映画を見たらその理由がわかると思います。本当に本編見た後に聞くとめちゃくちゃ熱くなる曲ですからね。
ジャッキーのキャリアも相当に長くなり、それゆえに古の名作である今作の存在感って、かつてほど絶大なものではなくなっているかもしれませんが。
数あるジャッキー映画の選択肢の中であえて今この映画を選ぶ価値って十分にあると思うんですよね。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。