ワン・バトル・アフター・アナザー
どうも、松本13です。今回は、『ワン・バトル・アフター・アナザー』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、2025年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。監督・製作・脚本はポール・トーマス・アンダーソン、出演はレオナルド・ディカプリオ。
【あらすじ】
元革命家の頼りない中年男ボブ。彼はさらわれた愛娘を取り戻すため、かつての仲間の助けを借りながら、恐ろしい軍人ロックジョーに立ち向かっていく…
今作の監督であるポール・トーマス・アンダーソンは、世界三大映画祭の全てで監督賞を受賞している名監督。
個人的にポール・トーマス・アンダーソンの映画って、そこまで得意ではないのですが。
確かに批評家ウケは良さそうだし、映画としてもめちゃくちゃ素晴らしい。ただし、個人的にはそこまで好みではない、みたいな作品も結構あったりします。
私は同じポール・アンダーソンでも、ポール・トーマス・アンダーソンではなく、大味アクション映画で定評のあるポール・W・S・アンダーソン方面の人間なので。
そんなポール・トーマス・アンダーソンがトマス・ピンチョンの小説を映像化した作品って、「まあ、私には縁がないだろう」と思っていたら、めちゃくちゃ面白かったです。
これは『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソン方面が好みの人にも、めちゃくちゃ刺さる映画だと思います。
確かに今作においてもポール・トーマス・アンダーソン・エッセンスは含まれてはいるものの、ただ単純なアクションスリラーとしてもめちゃくちゃ面白いんですよね。
主演はディカプリオ、助演はショーン・ペンやベニチオ・デル・トロと、めちゃくちゃ豪華ですし。
私のような理由でポール・トーマス・アンダーソン作品が合わないと思っている人にも、この作品はかなりおすすめできるかと。
とにかく今作、ストーリーがよくできており、単純な娯楽映画としてもめちゃくちゃ楽しめるんですよね。
なんか様々な紆余曲折があるものの、「これ、どうしたいの?何が起きるの?最終的にどうなるの?」みたいな展開に目が離せないんですよね。
そして、本当に登場するキャストの演技の素晴らしさ。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でもそうでしたが、ダメ親父を演じるレオナルド・ディカプリオって本当に素晴らしいと思うんですよね。
そんなディカプリオの味のあるダメ親父っぷりも見どころの一つ。
先述した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のような、タランティーノの映画的な側面も今作結構持っているんじゃないかと。
そこまでアクションゴリ押しではない、会話パートも多く尺も長い作品にもかかわらず、最後の最後まで夢中になって時間を忘れてしまうような作品の魅力は、結構近いんじゃないかと。
そこまでぶっ飛んだ要素や突き抜けた要素のある作品ではないながら、決してお行儀のいい作品ではなく、腰を据えて見ても、ポップコーン片手に見ても、とても楽しめる作品なので、めちゃくちゃおすすめです。
ということで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。