エアポート2021
どうも、松本13です。今回は、『エアポート2021』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『エアポート2021』は、2020年の航空パニック映画。制作はアサイラム。
【あらすじ】
ニューヨークの空港に駐機していた旅客機にテロリストが侵入し、管制を無視して強引に離陸する。テロリストは、乗っ取った旅客機を利用し、恐るべき計画を実行しようとしていた…
この映画、めちゃくちゃ面白かったです。アサイラム映画としては本当に大当たりの部類なんじゃないかと。
ただその評価は、この映画を数々のZ級映画を世界中にばらまいてきたアサイラムの映画として見ればの話で。
普通の映画としてみたり、航空パニックものとしてそれなりの期待をして見てしまうとちょっと残念な気分になってしまうかなと。
ただツッコミどころ満載の大味なB級映画として見るのであればかなり楽しめる作品かと思います。
そう、この作品はB級映画なんですよね。
普通にB級映画として楽しめます。
多くのアサイラム映画のようなZ級映画ではなく、一周回って面白いとか、あえてクソを愛でるみたいな、そういうスタンスなしでも普通に楽しめる映画なんですよね。
それくらいによくできています。本当にアルバトロス映画としては頭一つ出ているくらいの出来なんじゃないかと。
アサイラム映画にありがちな、大型飛行機なのに登場人物がめちゃくちゃ少ないとか、作戦指令室がめちゃくちゃ小さくて人員も数人しかいないとか、そういうアサイラム映画あるある、については多々あるものの、登場するCAが1人というのはあくまで彼女の担当区画だからという設定。乗客についても同様。
その区画と操縦室、そして作戦指令室のやり取りって別に不自然ではないんですよね。
原発に突っ込もうとするテロリストに強奪された旅客機。それを阻止するのがなぜ乗客を乗せた一般の旅客機なのか?という点についても、軍用機がサイバー攻撃で全て使用不能という点を考慮するとそこまでおかしなことではないと思うんですよね。
いや、普通に考えたら大分おかしいのですが、ただなんとなく作中の雰囲気的にはそこまでおかしなことには感じなかったりするんですよね。
その他諸々の作中での作戦などについても、普通に考えたら、そうはならんだろ?、みたいなことがほとんどなのですが。
ただ作中ではそれなりに理屈が通っていたりしますし、B級映画の世界観としてはそこまで奇想天外ではなかったりするんですよね。
少なくともサメが空を飛んだりとか、そういうのに比べれば大分現実的なわけでして。
そんなこんなでテロリストVS一般旅客機のバトルが始まるわけなのですが、予算の関係でド派手なCGはほとんどありません。
ほとんどのシーンは機内や作戦指令室などでのやり取りです。
ただそれらのやり取りもかなり面白いんですよね。
テロリストへの対抗策をあれやこれやと話し合ったり、アクロバティックな作戦を立案したり。
後によくよく考えればむちゃくちゃなことばかりなのですが、ただ少なくとも見ている間はそうは思わせない謎の説得力があったり。
その部分がめちゃくちゃ面白いので退屈をすることは一切ありませんでした。
この手の映画って、数カ所の見所以外は寝ててもOKみたいな退屈なシーンが多かったりするのですが。
この映画は退屈を感じることは一切ありませんでした。
本当にめちゃくちゃちゃんとしているんですよね。若干力技に走りすぎな部分もあったりするのですが、とはいえそれもかろうじてB級映画の範囲に収まってはいるかなと。
アサイラム映画でありながら、一瞬たりともZ級映画をしていないという部分は本当に特筆に値するんじゃないかと。
私はこの映画は完全にアサイラムモードで見たので、本当に相当な大当たりでした。めちゃくちゃ面白かったです。
そのくらいのスタンスで見るのであれば誰にとっても良作の範囲に収まるんじゃないかと。
楽に見れるB級航空パニックとしては本当におすすめです。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。