クソ映画検証32『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』


​どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は、2015年のアクション・ダークファンタジー映画。実写版『進撃の巨人』二部作の後編にあたる。


【あらすじ】

巨人化したエレンは反逆者として捕らえられるが、謎の「鎧の巨人」に連れ去られる。人類の敵や巨人の誕生秘話、世界の欺瞞が明かされる中、エレンは仲間と共に外壁の穴を塞ぎ、人類の自由を取り戻す最終決戦に挑む…



​前編である前作が、それこそ邦画史に残るレベルのクソ映画であったゆえ、一見その部分の高低差で妙にまともに見えてしまったりするのですが。

実際、​とにかく「これじゃない感」満載だった前作と違い、今作はほぼ全編オリジナルストーリーとなっているゆえ、その手のツッコミどころはあまり感じなかったり。というより、ツッコミどころって、もう前作で使い果たしてしまっていると思うんですよね。

​なので、前作を見ていれば本当に今作、序盤は結構楽しめるんじゃないかと。

​ひとまず、エレン、ミカサ、アルミンのおなじみの3人と、シキシマとかいう謎のおっさんと、やたらとテンションの高い石原さとみが何かやってるくらいの感覚で見れば、ある程度は理解できるかと思いますし。

ある程度のこと以上は、前作を見ていても理解できませんし。前作がひどすぎたゆえにまともに見えるものの、今作単体で見れば相当にひどい内容でもあるのですが。

​急展開の連続ですし、未回収の部分も多いですし、作品として本当に問題だらけなんですよね。設定的な矛盾点も多いですし、前編に比べると巨人やアクションシーンもあまりありませんし。

​今作が「ある程度見れる映画」というのは、本当に前作と比較してなので、単体で見ると駄作のラインを明確に割り込むクソ映画となってしまうのも仕方ないんじゃないかと。

​ただ、原作とは全く違ったストーリー展開となっているので、そういう部分での驚きはあるんじゃないかと。ただ、その驚きが悪い方への驚きとなる可能性も大いにありますが。

​今作単体で見ると、基本的には超展開満載な雑実写みたいな目線で楽しめなくはないのですが、今作は完全オリジナルストーリーとなる都合上、シキシマという謎のおっさんに差し替えられたリヴァイと違い、主要登場人物であるミカサの扱いやキャラ設定がとてつもなくひどいので、原作ファンにとっては前作以上のクソ映画となってしまう可能性も大いにあるかもしれませんが。

​などと、前作とはまた違ったベクトルで問題だらけの作品なので、前作に引き続き「本当に何か悪い薬でもやっているんじゃないか」くらいにやたらとテンションの高い石原さとみが唯一の救いみたいになっちゃっている部分もあるかと思うのですが。

​ただ、前作が相当にひどかった故、今作まで見ようと思える人ってあまりいなかったと思うのですが。ただ、前作同様のクソ映画というわけではなく、前作とはまた違ったベクトルのクソ映画となっているので、クソ映画としての見応えはかなりあるんじゃないかと。

​正直、前作がひどすぎたので、今作はなんやかんやで良作の範囲くらいに収まるかなとは思っていたのですが、見終えてみると「これはこれで相当なクソである」との結論に至りました。

​特に今作冒頭で、「ちょっと今作は大丈夫なんじゃ?」みたいな希望を持たせる分余計にタチが悪いと思うんですよね。

​とにかく、前後編合わせ、『進撃の巨人』実写版って相当な特級呪物ですので、クソ映画としては一見の価値はあるんじゃないかと。本当にここまでのレベルのクソ映画ってなかなかないと思うんですよね。しかもその一番の原因が原作者の暴走というのが、また凄まじいところかと思うのですが。

​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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