シャークネード



​どうも、松本13です。今回は、『シャークネード』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『シャークネード』は、2013年のアメリカのSF・パニック映画。荒唐無稽な設定などが一部でカルト的な人気を得て、後に5作の続編が制作された。


【あらすじ】

カリフォルニアに未曽有の巨大竜巻が発生し、海から無数のサメが巻き上げられた。空から降ってくるサメの群れに街は大混乱に陥ってしまう…


​B級映画にすらならないZ級映画を多数放出する、いわゆる「アサイラム映画」において、最大級の成功を収めた今作。

​諸説はあるかと思いますが、今作がいわゆる「サメ映画」というジャンルの元祖とする意見も多くありますし、少なくともサメ映画というジャンルの代表作であることは間違いないかと思います。

​カルト的人気を経た今作は、続編が何作も作られるたびに徐々にその人気の範囲を広げ、それと同時にサメ映画というジャンルも人気を広げていった印象です。

​サメ映画というジャンルがここまで人気になったのって、もちろん今作のような原点となった作品の面白さもあるかと思いますが、新興ジャンル故、面倒な老害がいないというのも結構あるんじゃないかと。

​「とりあえず否定しておく」みたいな、そういう批評家気取りの老害ノリって映画においてはかなり多くあったりしますからね。

​サメ映画って、そういう古い風潮や老害が他ジャンルに比べて限りなく少ないという部分も、大きな魅力だと思うんですよね。

​批評にすら値しない作品が大半を占めるジャンル、というのもあるかと思いますが。

​そんな特殊なジャンルのパイオニア的存在である今作ですが、後の続編は別として、第1作目である今作はそこまでネタには走っていないんですよね。

​いや、竜巻でサメが飛んでくるって、それ自体が通常ではありえないと思うのですが、とはいえ水上竜巻で巻き上げられた魚が街に降ってくるみたいなことはこれまでに多々あったわけで、だったらサメが降ることもそこまで非現実的ではないと思うんですよね。

とはいえ​「なくはない」ながらも、それが大群で降ってくるというか、もう普通に空飛んじゃってるし、それをチェーンソーでバッサバッサ切り刻んだりみたいな、さすがにそれはないだろうと思うのですが。

​ただそれを「一周回って面白いでしょ?」みたいな確信犯的ノリではなく、演者はあくまでも大真面目でやってるという部分が今作のめちゃくちゃ面白いところだと思うんですよね。

​多くの続編や便乗作品が制作された今、改めてこの映画を見てみると、思ったよりも結構まともなんですよね。真面目にパニック映画をしているんですよね。

​設定もそこまであさってのことはしておらず、ストーリーもわりかししっかりしていますし、ただ物語が進むにつれて「そうはならんだろ」みたいに笑えてきてしまう、その部分のバランスが本当に秀逸な作品。

​本当に無数の飛び道具的サメ映画が制作された今、改めて見てみるとめちゃくちゃまともに見えるんですよね。

​当時はそれでもとんでも映画の類だったのですが、まさか『シャークネード』がまともに見えてしまう時代が到来するなんて、当時は思ってもみなかったのですが。

​そういう視点で見ると本当に面白い作品なので、今改めて第1作目の今作を見てみるというのは大いにありなんじゃないかと。

​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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