次元大介
どうも、松本13です。今回は、『次元大介』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『次元大介』は、2023年に公開された日本のアクション映画。主演である次元大介役は、2014年の実写版『ルパン三世』に続き玉山鉄二が務めた。
【あらすじ】
愛銃・M19に不調を感じた次元大介は、世界一の銃職人を求めて日本へ赴く。そこで出会った声を失った少女・オトを狙う悪の組織と対決することになり、次元は少女を守るため、自身の過去と向き合いながら孤独な戦いに挑む…
この映画、めちゃくちゃ面白かったです。
ルパン三世の実写化と考えると評価は分かれるかもしれませんし、いまいち食指が動かない人もいるかと思います。
ただ、それらの要素を抜きにガンアクション映画として見るなら、もう本当に最高に面白い作品です。
実写版『ルパン三世』を「ルパンだと思わないようにする」というのはちょっと難しいかもしれませんが、今作は次元大介以外のルパン一味の登場はないので、ルパン要素を排して見るということは意外と簡単なんじゃないかと。
帽子をかぶった玉山鉄二主演のアクション。敵役は真木よう子と永瀬正敏。
これ、一昔前のちょっとマイナーな邦画が好きだったりする人だと、めちゃくちゃ食指の動くメンツだったりすると思うのですが。
それ以外の脇役にも、いい感じの映画にいい感じに出演しているいい感じの俳優が多数。
ひとまず永瀬正敏が出演する時点で、この映画は駄作ではないと思うんですよね。
仮にこの映画が中身スカスカのありがちなクソ実写だとしたら、永瀬正敏は絶対出演しないと思いますし。
そんな永瀬正敏が出演していることもあり、一昔前のちょっとマイナーな攻めた感じの邦画というか。
アンダーグラウンドムービーに謎の勢いが満ちていたあの頃の、「永瀬正敏か浅野忠信が出ている映画を見とけばとりあえず面白かった」みたいな。
そんなあの頃の邦画エッセンスも感じる作品。
そしてストーリーがこれまた素晴らしい。
凄腕ガンマンと、紆余曲折あって行動を共にすることになった口のきけない子供の話。
凄腕と子どもって鉄板中の鉄板ですし、アクション映画好きな人ってだいたいこういう組み合わせ好きじゃないですか。
アクション映画繋がりで言うと、この映画ちょっとした『アジョシ』っぽい雰囲気もあったり。
ルパン本編ではなく、あくまでスピンオフ。しかもAmazonオリジナルでの制作なので内容も割とバイオレンス。
エグい設定やシーンなども結構あったり。
敵役もいい感じにMADですし。
そういう部分もルパン本編と差別化が図られていていい感じです。
別にそこまで小難しいストーリーではないのですが、むしろこの手のガンアクションとしては超がつくほどありがちなストーリーであったりするのですが。
しかし、変に奇をてらっていない王道ムービーというのは、やはり何度見てもいいものでして。
個人的にこの映画、近接戦闘が多めのゴリゴリのガンアクションにもかかわらず、変に『ジョン・ウィック』に寄せた部分が無い点も好感が持てました。
今作の主人公を次元と思えるかどうかは別として、ひとまず魅力的な登場人物であることは間違いないかと。
個人的に実写版『ルパン三世』では、玉山鉄二の次元が一番違和感を感じなかったんですよね。
帽子とヒゲというコスプレ要素だけでそれなりには見えたりするキャラだったりしますし。
なので今作の次元もすんなり受け入れられるかなと思ったのですが。
横にルパンのいない状態で見ると、結構コレジャナイ感が強かったりするんですよね。
本当にルパンに出ている時は全く違和感を感じなかったのですが、ピンでずっと見ていると全然次元に見えなかったり。
そもそも次元って、めちゃくちゃスリムかつ脚の長い日本人離れしたスタイルのキャラだと思うのですが。
玉山鉄二って芸能界屈指の超がつくほどの日本人体型なので、全身ショットを見ると本当に次元じゃないんですよね。
なので私個人としても、この映画は次元云々の要素は一旦忘れて、純粋なアクション映画として楽しもうと思ったのですが。
確かに見た目はちょっとアレなのですが、ただ次元ならではのダンディズムみたいなのはめちゃくちゃ感じる作風でして。
しかも後半には相当な胸熱シーンが何回もあったりして、気づくともう玉山鉄二が次元にしか見えなくなっていました。
もう終盤は「次元の兄貴ー」と心の中で叫びまくっていました。
この作品、本当に実写化作品としては相当な傑作なんじゃないかと。
個人的にはめちゃくちゃ大好きです。
それなりに好みは分かれるかと思いますが、これだけのクオリティの国産ガンアクションってなかなかないと思うので、その手の作品が好きなのであれば一度見ておいても損はないかと思います。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。