スーパーガール
どうも、松本13です。今回は『スーパーガール』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『スーパーガール』は、2026年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。DCスタジオが展開する「DCユニバース(DCU)」シリーズの映画第2作目。
【あらすじ】
故郷を失ったトラウマから気ままな宇宙旅行を続けていたカーラ(スーパーガール)。誕生日を祝う旅の途中で謎の敵クレムの襲撃を受け、愛犬クリプトが毒に侵されてしまう。愛犬を救う解毒剤を求め、彼女は危険な追跡の旅へ出る…
ジェームズ・ガン率いる(今作は「制作」にて参加)DCUの『スーパーマン』に続く2作目となる今作。概ね好意的に受け止められている印象ではあるものの、賛否両論寄りな印象があります。どちらにしても、問答無用の大成功とはいかなかった模様。
ただ、個人的にはめちゃくちゃ楽しめました。ジェームズ・ガンって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも『ザ・スーサイド・スクワッド』でもそうでしたが、アウトローを描くのがめちゃくちゃうまいですからね。
スーパーマンはどちらかというと直球ヒーロー映画だったと思うのですが、スーパーガールの方はジェームズ・ガンお得意の、ちょっとアウトロー寄りな作風だったりします。
スーパーマンの従兄妹ではありますが、スーパーガールは清廉潔白なスーパーマンに比べると、ちょっとやさぐれているんですよね。
スーパーマンは故郷の星が滅ぶ前に脱出をしましたが、スーパーガールは故郷の星が滅び、家族が死んでいくのを見ながら育ったので、性格もかなり違うんですよね。
その部分の違いが非常に絶妙でして。ただ、スーパーガールも正義の心がないわけじゃないんですよね。
ただスーパーマンほどまっすぐじゃなく、だいたい酔っ払っていて腰を上げるのがいちいち重い、みたいな。なんか親戚に1人はいるおっちゃんみたいな感じのキャラがこれまた絶妙なんですが。
そしてお堅い新聞社勤めのスーパーマンと違い、スーパーガールは酒も飲むしクラブも行くしの自由人。
そういうタイプなので、スーパーマンからもらったちょっとダサいスーツも頑なに着ない。
そんな彼女がいかにしてあのダサいスーツを着て正義のために立ち上がるのか、みたいなのが今作の見どころでして。
確かにスーパーマンのような直球路線ではないので、賛否両論になってしまうのも仕方がないかと思いますが。
というか、スーパーガールってスーパーマンほどは固定されたイメージがないと思うんですよね。
細かな違いはあれど、スーパーマンって実写版はだいたい同じ感じのキャラですし。ただスーパーガールって、見た目にしても性格にしても、良くも悪くもその時代を反映していたりしますしね。それに加え、スーパーマンほど誰もが知るキャラクターでもありませんし。
それに加え、この手の超人的な能力を持つスーパーヒーロー映画にありがちな、重量感とスピード感のある、まるでリアルドラゴンボールのようなアクションというのも、今作はちょっと控えめな気がしました。
ただ、今作ならではの見どころというのもありまして。それが、ジェイソン・モモア扮する宇宙最強の賞金稼ぎ・ロボでして。これがまあ、ジェイソン・モモアに超絶ハマっている素晴らしいキャラクターなんですよね。
スーパーマンやバットマンなどに比べると「ちょっとスーパーガール1人だとキャラクター的に弱いかな」みたいな部分を、ジェイソン・モモアがいい感じに補強しているんですよね。というか、ほとんどいいところを全部持っていっちゃっている感もあるのですが。
そんな若干の賛否両論点はあるものの、ある程度フラットな目線で見ることができるのであれば、めちゃくちゃ面白い作品ですし、妙なポリコレ路線に走ったりもしていないので、一度は見ておいても損はないんじゃないかと。
ダークヒーローまではいかない、それでも「スーパーマンだったら絶対やらないことを平気でやっちゃう」みたいな部分は、本当にうまいこと差別化できていますし、これまでの作品以上に馬鹿正直さが際立ったDCUのスーパーマンとは、かなりいいコンビになるんじゃないかと。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。