バックルームズ



​どうも、松本13です。

​今回は『バックルームズ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『バックルームズ』は、2026年公開のアメリカ合衆国のホラー映画。海外の匿名掲示板に投稿された都市伝説をモデルとしている。


【あらすじ】

1990年6月18日、家具店を経営するクラークは、店の地下から現実には存在しない奇妙な空間へ迷い込んでしまう。そこには黄色い壁紙と蛍光灯に照らされた部屋や迷路や廊下が広がっており、現実とは思えない怪異が潜んでいた…


​家具店の地下室で、あるはずのない空間に迷い込んでしまう……というストーリーの本作。ビジュアルにしてもあらすじにしてもめちゃくちゃ面白そうなのですが、実際の評価はというと、結構な賛否両論となっています。

​というか、元ネタ(都市伝説)を知っている人にとってはかなり絶賛の声が多いのですが、何も知らない状態で見た人からはかなり賛否が分かれる結果となっています。

​個人的にも、この手の不条理ホラーみたいな、一昔前の表現で言うところの「電波系」みたいな映画ってめちゃくちゃ好きなんですよね。ただそっち方面に過剰に期待しすぎていて、少し肩すかしな印象でもありました。

​謎の空間に迷い込んでしまうという部分や、一部のビジュアルでちょっとこの映画とかぶる部分のある『8番出口』は、比較的近い時期に公開され、そちらがかなり出来が良かっただけに、同じような期待を持ってしまった故、本作に関してはちょっと残念な部分がありました。

​今作が映像作品として微妙なわけではないのですが、ただ今作の世界観を理解するには、それなりに元ネタを知っていたり、何かしらの補足情報があったりする必要があるんですよね。

​ただ『8番出口』って、そのような補足の必要がない、割と予備知識なしでも楽しめるような映像化だった故、めちゃくちゃ高評価だったと思うのですが。

​今作は良くも悪くもとっつきやすく分かりやすい映画というわけではないので、『8番出口』のような期待は控えめにしておいた方がいいんじゃないかと。

​とはいえ、今作の多くを語らない部分や、謎の空間の世界観、映像表現などに関しては、見方によっては今作ならではの魅力とも言える部分でして。あらぬ方向に過剰な期待さえしすぎない限りは、今作もめちゃくちゃ楽しめるんじゃないかと。

​むしろ、この手の不条理系ホラーってそれなりの空白があった方が考察もはかどったりしますし、今作の難解な世界観やぶん投げ展開などにしても、見方を変えれば「いにしえのPOV」や「カルトムービー」っぽい作品の質感に感じられたりしますし。なので、その手の作品として見れば今作もめちゃくちゃ楽しめると思うんですよね。

​ただ個人的に『8番出口』方面として勝手に期待してしまったのと、ネット上の前評判が非常に高かったので、ちょっと肩透かしの部分はありましたが、作品の性質を理解した上で控えめな期待で見に行くのであれば、一度見ておいても損はないんじゃないかと。

​誰しもが満点をつけられるような映画ではないものの、今作の尖った作風って、刺さる人には果てしなく刺さると思うんですよね。

​ということで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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