ディスクロージャー・デイ



どうも、松本13です。今回は『ディスクロージャー・デイ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ディスクロージャー・デイ』は、2026年のアメリカ合衆国のSF映画。監督はスティーヴン・スピルバーグ。


【あらすじ】

ある日突然、特殊能力を得た気象予報士のマーガレットと、謎の組織から機密情報を盗んだサイバー専門家のダニエル。接点のない2人は謎の協力者ヒューゴに導かれ、政府が長年隠蔽してきた世界を揺るがす衝撃の真実に迫る…


​この映画、「スピルバーグ最高傑作」なんて絶賛の声もあったりして、現時点でものすごい評価されてる映画だと思うんですよね。

​なので、私のような小物が何を言っても何の影響もないと思うので、あえてオブラート無しに言ってしまうと、今作は近年まれに見る期待はずれ映画でした。

​今作がUFOとか宇宙人とかそっち系の映画ということは、誰しも想像つくかと思うのですが。

​ただこの映画、多くの人が「あの頃のスピルバーグ」的な期待をする作品だと思うんですよね。ちょっと最近の作品の傾向とは違う、昔のスピルバーグ映画的な期待を。

​よくよく考えると、「あの頃」と一口に言ってもスピルバーグのキャリアも作品数も膨大なわけでして、それゆえに「あの頃のスピルバーグ観」というのも無数にあるんですよね。

​ただこの映画、その手の期待をしてしまうと、かなり多くの人が私のように期待はずれとなってしまうんじゃないかと。ひとまず過度な『E.T.』とか『未知との遭遇』とか、その手の期待は控えめにしておいた方がいいんじゃないかと。

​いや、映画としては全然悪くないんですよね。むしろかなり素晴らしい内容でして、最後の最後まで目が離せないんですよね。

​ゆえに余計に期待はずれだった部分もありまして。「ここまではちょっと期待外れだけど、どこかで一発逆転の奇跡を起こしてくれるんじゃないか、だってスピルバーグなんだし」と思っていたら、「あれ?」って感じで終わってしまいまして。

​ある一定の世代にとってのスピルバーグって、それこそ親同然の、自分を育ててくれたと言っても過言ではないくらいの存在だと思うんですよね。

​私にとってもそうでして、故にこの作品には過剰に期待しすぎてしまい、かなりの肩透かしをくらってしまいました。

​逆にスピルバーグ云々抜きに、この映画を単なるSF作品として見たらかなり楽しめるんじゃないかと。まあ、この手のSF作品ってかなり好みが分かれますからね。

​実際SF映画と一口に言っても、作品の傾向としては『インターステラー』から『マーズ・アタック!』までめちゃくちゃ幅広いわけでして。個人的には、めちゃくちゃ『マーズ・アタック!』寄りの人間なんですよね。

​ただスピルバーグって、『インターステラー』みたいなテーマの映画を作っても、『マーズ・アタック!』寄りの私みたいな人間にもわかるところまで降りてきてくれるんですよね。ただ今作に関しては、そこまでじゃなかったかなと。

​別にスピルバーグの作る映画が、いつ何時でも文句なしの大傑作と言ったら、そういうわけでもないと思うんですよね。

​実際、『レディ・プレイヤー1』に関しても後に冷静に考えてみると、「あれ?この結末はちょっと違くね?」みたいに思う部分もあったりしましたし。

​とはいえ、見ている間はそんな疑問の余地が入り込まないくらいに夢中にさせてくれる。スピルバーグ映画って、それくらいの作品力があるかと思うのですが。

​ただ今作は、見ている間に疑問符が浮かんでしまうくらいには、作品と私の間に温度差がありました。

​とにかくこの映画、前評判もめちゃくちゃ高く、監督はあのスピルバーグということで、もう名作フラグが立ちまくりかと思うのですが。その部分にあまり期待してしまうと、私のような壮大な肩透かしを食らってしまうので、それなりに賛否両論要素のある映画との前提で見た方が楽しめるんじゃないかと。

​個人的には、誰もが『シックス・センス』レベルの傑作をM・ナイト・シャマランに期待していた時期に公開された『サイン』の、あの時の壮大な肩透かし感に近い感覚を覚え、その感覚がとても懐かしく感じたりもしました。

​そのような貴重な経験も含めると、それなりに有意義な映像体験にはなったのかなと。作品自体は決して悪くはありませんでしたし、作品の傾向を知った上でもう一度見てみれば、また違った感想も持てるかと思いますし。

​それより何より、スピルバーグ映画で育った人間としては、スピルバーグ御大が生きて新作を作ってくれているだけで満足だったりするんですけど。歳を考えると、もうあと何本も新作を見れるか分かりませんし。

ひとまず全方位向けの大傑作ではありませんが、作品の性質を理解した上で見るのであれば一見の価値はある作品かと思います。

​​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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