ザ・マミー 棺の中の少女

 



どうも、松本13です。今回は『ザ・マミー 棺の中の少女』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ザ・マミー 棺の中の少女』は、2026年公開のホラー・サスペンス映画。監督はリー・クローニン。


【あらすじ】

エジプトに駐在するジャーナリスト一家の8歳の娘ケイティが、ある日突然姿を消す。捜索も虚しく一家は失意のまま帰国するが、8年後に少女が石棺の中から生存した状態で発見され、恐怖の事態へと発展していく…


​失踪した娘が帰ってくるもなんだか様子がおかしい……から始まるこの映画、めちゃくちゃ面白かったです。

​ホラー映画としてはかなりの傑作と言ってもいいんじゃないかと。

​今作はタイトルを見てわかる通りミイラの映画なのですが、ミイラ映画ってどちらかというとホラーというより『ハムナプトラ』とか、あの手のアドベンチャー映画に出てくるようなイメージがあるんですよね。

​なのであまりガチなホラーみたいなイメージって、特に現代映画においてはなかったのですが、今作はめちゃくちゃしっかりとしたホラー映画になっています。普通に怖いんですよね。

​ただ、エジプトを舞台としたミイラものという部分に過剰に期待すると、ちょっと肩透かしを感じてしまう部分はあるかもしれませんが。

​今作の主題となるのはミイラの呪いの部分でして、故にモンスターパニックみたいな話ではありませんし、砂漠とかピラミッドがこれみよがしに出てきたりみたいな話でもないんですよね。

​むしろ全然壮大ではない、基本的には1つの家族を舞台としたかなりミニマルな話でして。しかしながら、その最小の設定で本当にうまいこと見せている部分はさすがだなと。

​とにかく今作、呪いを受けた家族が直面する地獄絵図がとんでもなくてですね。グロ要素や胸糞要素、それに加え生理的嫌悪を覚えるような不快描写などなど、きっつい描写のオンパレード。

​本当に呪いを受けた家族がどえらいことになっちゃうのですが、その部分だけだとちょっとしたエクソシスト系ホラーっぽいノリもあったりするのですが、ただ今作には頼りになる神父とか一切出てこないんですよね。それゆえにまたひどいことになっちゃうのですが。

​そんなこんなで過激描写と不快描写・サイコロジカル要素については相当な期待値を持ってみても満足できるんじゃないかと。逆にその部分が苦手な人は、最大級の警戒を持ってみた方がいいかと。

​とにかくホラー映画としては相当の見応えのある作品なのですが、個人的にはストーリー部分もかなり秀逸だと思っていまして。これだけぐっちゃぐちゃになるにもかかわらず、最後の最後にはしっかりとオチがつくんですよね。あ、もちろんこの手の作品ですので、まっとうなオチかどうかは保証できませんが。

​とにもかくにも、ホラー映画としてはかなり面白い作品なので一度は見ておいても損はないんじゃないかと。

​視覚的にも精神的にもきつい部分や、全体的にじめっとした嫌な質感などは、近年最強クラスのホラー映画と名高い『ヘレディタリー/継承』に近い感触を覚えました。

​ほんとめちゃくちゃヘレディタリーっぽいんですよね。死んだ目のアレックス・ウルフが出てきても全く違和感がないみたいな。

​なので『ヘレディタリー』が好きな人には、めちゃくちゃおすすめな一作だったりします。

​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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