サイクロンZ
どうも、松本13です。今回は、『サイクロンZ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『サイクロンZ』は1988年に公開された香港のアクション映画。監督はサモ・ハン・キンポー、主演はジャッキー・チェン。
【あらすじ】
弁護士のジャッキーは、水質汚染で工場を訴えている水産養殖場の弁護を引き受ける。勝ち目の薄い裁判を有利に進めるため、ジャッキーは友人を巻き込み、裏工作を画策する。しかし、計画を進める中で、工場側が裏で大規模な麻薬密造を行っているという恐ろしい真相が浮き彫りになり、巨大な悪の組織との闘いに巻き込まれていく…
この作品、ジャッキー映画としては第一に名前が上がる作品ではないかと思うのですが。
とはいえ内容はめちゃくちゃ面白い映画です。
ジャッキー映画の凄まじいところは、『プロジェクトA』や『ポリス・ストーリー』などのいわば1軍レギュラーが素晴らしいのはもちろんのこと、
控えも他だったらエース級の名作が揃っているところだと思うんですよね。
2軍はほとんどなし。
1軍レギュラーの名だたる名作に加え、他だったらエース級の実力のある控えという層の厚さ。
ジャッキー映画って本当に外れのないジャンルだと思うのですが。
なのでジャッキー映画を見たくてジャッキー・チェン主演作品を見れば肩透かしはほぼないのですが。
なのでこの作品の特性を語るには、この作品に何があるかというより、他の作品に比べて何がないかという部分を語った方が分かりやすいんじゃないかと。
この映画、基本的にはジャッキー映画としての最低限のノルマは全て果たしているのは間違いないかと思います。
ただサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウの出番がかなり多いので、単独主演という感じはあまりしないかもしれません。
決死のスタントに関しても今作は控えめ。
とはいえそれは本気で命がけのスタントをやり、実際に生死の境を何度もさまよっている他のジャッキー映画に比べればであって。
今作単体で見たらアクション映画としての見所は十分かと思います。
プロ格闘家の攻撃をガチで受ける、「これ死んだんじゃ…?」みたいなシーンも多々ありますし。
戦う弁護士という他のジャッキー映画にはあまりない設定ではあるものの、法廷ドラマに関しては相当に大味な内容なのでその部分は期待しない方がいいかと。
ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウのゴールデントリオが主演、かつラスボスは80年代における最強外国人の筆頭格ベニー・ユキーデという超豪華キャスト。
ただ同じキャストが出演している『スパルタンX』に比べると若干弱いかなと思う部分はあったり。
とはいえそれらは比較対象が超がつくほどの名作だからであって、今作も単体で見れば十分に傑作なんですよね。
実際今作でのベニー・ユキーデとの格闘シーンはジャッキー自身が選ぶベストバウトランクトップ10にもランクインしていますし。
ジャッキー映画としてはひとまず見ておいて損はない作品かと思います。
というかもうジャッキー、ユン・ピョウ、サモ・ハンが出ている時点で勝ち確定でして、そこにベニー・ユキーデが加わったらもうそれだけで優勝だと思うんですよね。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。