オークストリートの異変
どうも、松本13です。今回は『オークストリートの異変』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『オークストリートの異変』は、2026年のアメリカ合衆国のSF・サバイバル映画。主演はアン・ハサウェイ。
【あらすじ】
閑静なオークストリートで暮らすデニース(アン・ハサウェイ)たち。謎の現象で街が外界から孤立した直後、周囲が太古のジャングルへと変貌し恐竜が襲来。平和な日常が一変し、家族の命懸けの生き残りが始まる…
アメリカの平穏な住宅街が突如、恐竜時代にタイムスリップしてしまうという、もはやそのストーリーの時点で勝ち確定なこの映画なのですが、
それに加えて出演はアン・ハサウェイとユアン・マクレガーという、これ彼らの全盛期直撃世代からすると優勝確定な組み合わせかと思うのですが。
どちらもレジェンド級の名作に多数出演しており、ただ娯楽要素強めな大作だと意外と爆死しちゃったりみたいな振れ幅も味の一つかと思うのですが。
そんでもって実際の内容はと言うと、めちゃくちゃ面白いんですよね。
そもそも、住宅街が恐竜時代にタイムスリップという時点で相当な力技でして、それが成り立つ時点で大抵のことは許容できてしまうわけでして。
さすがに『ジュラシック・パーク』レベルとは行かないまでも、恐竜映画としてもかなり見ごたえがあります。
登場恐竜も初代ジュラシック・パークのようなタイプではなく、近年主流となっている羽毛恐竜タイプなどがメインでして、そのような現代風恐竜映画としての見応えもかなりあるんじゃないかと。
足もそこまで超高速というほど速くはなく、逃げようと思えば何とか逃げられたり、もちろんかなりの脅威レベルではあるものの、とはいえ生還が絶対不可能な怪獣レベルではないみたいな、そのあたりの塩梅もかなり良い感じでして。
設定自体は相当な力技であるものの、作品内のロジックは非常によくできており、基本的には1つの家族を舞台としたこじんまりとした話なのですが、その部分の人間ドラマも意外と秀逸でして。
単なる大味な恐竜映画以上の魅力も多々あったりするので、一周回ったB級映画などではなく、今作は直球な娯楽大作方面の作品としての見応えもかなりあるんじゃないかと。
とにかく「恐竜」というとっつきやすさに加え、「タイムトラベル」という飛び道具、かつストーリーもめちゃくちゃ良くできている作品なんですよね。
同じく2026年に公開されたスピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』がかなり賛否両論だったかと思うのですが。
なぜそんな評価になったかと言ったら、それなりに多くの人が期待した「スピルバーグ映画らしさ」というものと、実際の内容にかなりの乖離があったのが原因だと思うんですよね。
ちなみに私も期待する方面を間違えて、肩透かしを食らったタイプでして。
じゃあ『ディスクロージャー・デイ』に期待したスピルバーグらしさとはどのようなものだったかと言ったら、今作のようなノリだったと思うんですよね。
恐竜映画なので人死には普通に出ますし、エグいところは結構えぐいのですが、ただそれなりのSFファンタジー要素もあり、ストーリーも秀逸。めちゃくちゃ面白いのですが、後によくよく考えてみると「あれ? このラストってちょっと違くね?」みたいに思ってしまう部分はあるものの、少なくとも見てる間はそのような疑問を感じさせないくらいに夢中にさせてくれる。
みたいな部分も含め、個人的にはめちゃくちゃスピルバーグ映画的な満足感を得られた作品ではありました。
なので、私のように『ディスクロージャー・デイ』でちょっと肩透かしを食らってしまったような人にとっては、この映画めちゃくちゃおすすめだったりします。
ほんとこの映画、昔のスピルバーグが監督か制作総指揮で絡んでたりするタイプの映画みたいな質感の作品でして、ほんと『アメイジング・ストーリー』のエピソードにめちゃくちゃありそうなんですよね。
そんなこんなで、めちゃくちゃ面白い映画ですので個人的にめちゃくちゃおすすめだったりします。
同じく2026年に公開された恐竜映画『プリミティブ・ウォー 恐竜戦争』も、とても素晴らしい映画なのですが、ただちょっと偏った方面の人向けの作品だと思うんですよね。
ただ今作に関しては非常にバランスの優れている作品。「恐竜」という見どころに加え、主演俳優の豪華さみたいなとっつきやすさもあるので、本当に娯楽映画としてはかなりレベルの高い作品なんじゃないかと。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。