太陽を盗んだ男



どうも、松本13です。今回は、『太陽を盗んだ男』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『太陽を盗んだ男』は、1979年10月6日に公開された日本映画。主演は沢田研二。


【あらすじ】

無気力な中学の理科教師・城戸は、バスジャック事件で自らを挺身して生徒を救った山下警部の姿に強い影響を受ける。その後、城戸は原発からプルトニウムを奪い、自室で密かに自家製原子爆弾を作り上げていく…


この映画は、名作邦画ランキングには必ず上位に食い込んでくる作品にもかかわらず、ソフト化などの問題で長らくカルト映画扱いだったこともあり、いにしえのとっつきづらい名作みたいなイメージを持ってしまう人もいるかと思います。


ただこの映画、普通にアクション映画として直球で楽しめる作品だったりします。


本当にめちゃくちゃ面白いんですよね。


1970年代の2時間半の長尺映画にも関わらず、長さや退屈は一切感じない、体感では本当に90分ぐらい。


日本映画史に及ぼした影響とか、そういう教科書とか資料的価値とか抜きに、手放しで、めちゃくちゃ面白いから見てと、令和の今、全方位におすすめできるような映画って実際なかなかないと思うんですよね。


それくらいに素晴らしく面白い作品。


痛快なアクション映画や、中学教師が原爆を自作するというB級映画的要素もありながら、ゴリゴリの反核映画という側面もあったり。


監督自身が胎内被爆者ということもあり、そういう立場だからこそここまでゴリゴリに攻めた内容の映画を作れたという面もあるんじゃないかと。


そういうゴリゴリな部分は何も映画の内容だけではなく、国会議事堂内を無許可で撮影したり、首都高を勝手に止めてカーチェイスを撮影したりと、令和の今なら制作中止どころか制作会社がぶっ潰れるようなこと片っ端からやっているような作品でして。


実際逮捕者も何人も出ている模様。


そういう部分の見応えや迫力も多々あったりするかと思います。


令和の今では絶対に作れる作品ではないので。


結構な確率で人が死ぬ高さからの飛び降りだったり(スタントマンは無事骨折)、主演女優を普通に健康被害が出るレベルに汚染されまくった東京湾に投げ捨てたりと、本当に逸話には事欠かない作品。


それに加えて、主演の沢田研二や菅原分太、池上季実子などの昭和の大スターの全盛期中の全盛期な極まりまくった魅力についてもかなりの見どころ。


令和の今見ても普通にやられちゃうくらい圧倒的です。


そのような逸話や御託は多々あれど、映画として文句なしに面白いので、本当に見ておいて損はない作品かと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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