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ザ・ロストシティ

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どうも、松本13です。今回は映画、『ザ・ロストシティ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ザ・ロストシティ』は、2022年のアメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。出演はサンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブラッド・ピットなど。 【あらすじ】 恋愛小説家のロレッタは、新作であるロマンティックな冒険小説の宣伝ツアーに強引に駆り出される。しかし謎の大富豪に南の島へと拉致されてしまう… この映画を見る上でまず一つ注意して欲しいのは吹き替えで見ないこと。 詳細は差し控えますが、この映画は吹き替えにかなり難ありの作品です。 ネット上のこの映画の低評価の多くが吹き替えに起因するものだと思うんですよね。それさえなければ評価ももう少し高かったんじゃないかと。 とはいえ現状でも十分に評価の高い作品ではありますが。 作品とは全く関係のない吹き替えの部分で無駄に評価が下がっているという部分では『プロメテウス』と同じ性質の作品かもしれません。 そんな吹き替えで見るとかなり難ありな作品ですが、字幕で見ればめちゃくちゃに楽しめる作品です。 出演はサンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブラッド・ピット、ダニエル・ラドクリフと超豪華。 こういう大金かけて豪華キャストを無駄遣いするような映画ってめちゃくちゃ好きなんですよね。 この映画にサンドラ・ブロックの過去出演作のような過度なロマンス要素や、『インディ・ジョーンズ』レベルのアドベンチャー要素さえ期待しなければ、十分に楽しめるコメディ映画かと思います。 ロマンス要素もアドベンチャー要素も多分に含んではいるのですが、とはいえこの豪華メンツだと過度に期待してしまう人も多々いるかと思いますので。 この作品のようなアクションやアドベンチャー要素を多分に含んだ面白い大作コメディ映画って実はそこまで多くはないと思うんですよね。 面白くないコメディだったら多々ありますし、大作ではない比較的小規模の作品などは多々あったりするのですが。 ただ本当にこのくらいの規模の、このくらいに可もなく不可もない作品ってありそうでなかなかないんですよね。 この作品は本当にいい感じに可もなく不可もない作品。 鑑賞ストレスとか妙な引っかかりとか一切なく、めちゃくちゃ気持ちよく見れる作品です。 ストーリーやコメディパートもそこまで突出した何かがあると...

サンダーボルツ(ニューアベンジャーズ)

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どうも、松本13です。今回は、『サンダーボルツ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『サンダーボルツ(ニューアベンジャーズ)』は、2025年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)の34作品目となる。 【あらすじ】 姉を失ったことで空虚な日々を送っていた暗殺者のエレーナは、謎多きCIA長官ヴァレンティーナからの指令を受けてある施設へ向かう。しかしそこには予期せぬ罠が待ち受けていた… 今作、近年のマーベル作品としてはかなり評価が高い作品かと思います。 個人的にも大満足な作品でした。 正統派ヒーローのような縛りのない、もはや何でもありのヴィラン大集合なMCU版『スーサイド・スクワッド』となる今作。 もはやその時点で勝ち確定だと思うのですが、とはいえ、過去にスーサイド・スクワッドがそんな勝ち確定の状態から駄作中の駄作とまで評価を落とした前例があるので安心はできませんでした。 しかし、今作に関しては本当に手放しで絶賛できるような面白さでした。 昨今のマーベル映画にありがちな、悪い意味での賛否両論みたいな要素も控えめだったと思いますし、この映画、とにかくシンプルに面白いんですよね。 前後のつながりとかあれこれ難しいことを考える必要のない、昨今のMCUにあまりなかったタイプの映画です。 もちろん、過去作品のヴィランなどが登場するので前後のつながりがゼロというわけではないものの、とはいえ単品でも十分に楽しめる内容かと思います。 個人的に今作、登場ヴィランのキャラクターがめちゃくちゃ好きなんですよね。 正直ルックス的にはめちゃくちゃ弱いと思うんですよね。スーサイド・スクワッドってビジュアルからめちゃくちゃ強烈でしたからね。 他のMCU作品に比べても地味と言わざるを得なかったりするのですが、ただそんな「いまいちパッとしなさ」が個人的には好きでして。 ビジュアルもそこまでパッとしないし、メンバーもいかにも寄せ集めといったメンツ。 そもそもロシア版キャプテン・アメリカなレッド・ガーディアンと2代目キャプテン・アメリカのルックスがダダかぶりですし。 そういう部分のバランスも全然考えられていない、本当にいかにもな「寄せ集め感」がめちゃくちゃいい感じだと思うんですよね。 同じ系統のスーサイド・スクワッドが本当にめちゃくち...

我が人生最悪の時

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どうも、松本13です。今回は、『我が人生最悪の時』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『我が人生最悪の時』は、1994年の日本映画。主演は永瀬正敏。 【あらすじ】 私立探偵濱マイクは、雀荘で知り合った台湾人青年から兄を捜して欲しいとの依頼を受ける。早速調査に出た彼は、やがてアジア系マフィア同士の抗争に巻き込まれていく… 後に続編2作、ドラマ1本という作品展開を見せる私立探偵濱マイクシリーズ。今作は、その第1作となります。 日本映画界のダメな部分だけを凝縮した映画に『デビルマン』という映画があるのですが、浜マイクシリーズってむしろ日本映画界のいいところだけが集まっている、いわば逆デビルマンみたいな、私の中ではそんな存在です。 粋でいなせで、スネにちょっと傷を持つ感じ。だけど憎めなくてめちゃくちゃスタイリッシュな、ある種昭和エッセンス満載な名探偵である浜マイク。 今作をどれだけ楽しめるかって、そんな濱マイクというキャラクターや世界観をどれだけ楽しめるかだと思うんですよね。 今作は横浜の黄金町を舞台としており、時代は90年代。 今から考えるとかなりレトロではあるのですが、ただ、黄金町ってかなり昭和エッセンスを残した独特な街でありまして。 今作の映像をリアルタイムで見たとしてもかなりレトロではあったんですよね。 そんな町のディープな部分を切り取り、なおかつ白黒フィルムで撮影ということで、レトロにレトロが重なった、今見るともはやちょっとした異世界のように感じられたりする部分もあると思うんですよね。 そういう部分も、今作の魅力の一つかと。 今作は探偵ものではあるものの、路線としてはハードボイルド方面。 ストーリー重視の大どんでん返し系ではないので、本当にキャラクターや世界観をどれだけ楽しめるか。 逆に言うと、その部分の刺さり具合で評価が変わってくる作品でもあるかと思うのですが、ただ刺さる人には果てしなくぶっ刺さるかと思いますし、キャラクターとしても、ひとつの作品としても、一度は触れておいても損はないかと思うんですよね。 探偵に限らず、この手のスタイリッシュかつハードボイルドなレトロ味溢れる世界観みたいなのって、実際なかなか難しいと思うんですよね。 この手の世界観やキャラクターって、映画に限らず、あらゆる作品で試みられては大抵が滑って終わっているので。 ...

メメント

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どうも、松本13です。今回は、『メメント』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『メメント』は、2000年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督・脚本はクリストファー・ノーラン。 【あらすじ】 妻が強姦の末に殺され、その光景を目にしたショックの後遺症で10分以上の記憶を保持できなくなった男。彼はその後も事件の調査を続ける。得た手がかりを忘れぬように自身の身体に彫り込みながら、彼は執念深く犯人に迫っていく… 変則ムービーの金字塔であり、名作中の名作。 監督は今や巨匠と言っても過言ではないクリストファー・ノーラン。 今や代表作が無数にあるクリストファー・ノーランですが、その快進撃がどこから始まったかと言ったらこの作品からだと思うんですよね。 時系列が逆向きという、ループものなどの変則ムービーのジャンルやテンプレができる以前の、当時としては革新的な手法に加え、全身入れ墨だらけの主人公のアナーキーなビジュアルなどもあり、外身も中身もめちゃくちゃ魅力的なんですよね。 実際内容もめちゃくちゃ面白く、ビジュアルもめちゃくちゃかっこいい。 今も昔もこの映画って、ちょっと普通の映画に飽きてきたり、変わったものに手を出したい層にとってはこれ以上にない映画だと思うんですよね。 ビジュアルにしても内容にしても、どのような期待を持ってしてみても鑑賞に耐えうる作品ではあると思うので、個人的には全方位に向けておすすめしたい作品だったりします。 個人的に大好きな映画なので、本当にこの映画の魅力って語り尽くせないほどあるのですが、ひとまずこの映画、クリストファー・ノーラン監督作品なのにちゃんとわかるんですよね。 1回見ただけでもちゃんと理解できるんですよ。そして普通に面白いと思える映画なんですよね。 まだこの頃のクリストファー・ノーランの作品って、時空とか次元を超える前の難解さだったんですよね。 そういう意味でもこの映画はとてもおすすめだったりします。 変速ムービーながら初見でしっかり理解できる面白さ。本当にこの映画に関しては解説とか一切必要ないかと思うので。 よくも悪くも昨今のクリストファー・ノーラン監督作品って、誰にでも気軽におすすめできるものではないかと思うので。 今やいにしえの金字塔となったこの作品ですが、その魅力は決してさび付いてはおらず、圧倒的興奮とカタルシスを感じ...

罪人たち

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どうも、松本13です。今回は『罪人たち』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『罪人たち』は、2025年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督はライアン・クーグラー、主演はマイケル・B・ジョーダン。 【あらすじ】 舞台は1932年のアメリカ南部。故郷に戻ってきた双子の兄弟が、一獲千金を夢見て黒人向けダンスホールを開店する。しかし店に招かれざる者たちが現れる… この映画、正直言うとちょっと微妙でした。 というのも、この映画、前評判がめちゃくちゃ高いんですよね。 「この10年で最も高い評価を受けた映画」くらい言われていまして。 全米公開時のそんな絶賛の声を引っ提げての日本公開ということで、もう本当にこれは勝ち確定の名作くらいの感覚で見たら、かなり肩透かしでした。 内容についても、ホラーということで個人的にマイケル・B・ジョーダンが2丁拳銃で怪異相手に大暴れする大出血ホラーとか、そっち方面を期待していたんですよね。 とにかくそっち方面の期待をするとかなりの肩透かしを食らってしまうかと思うので要注意です。 とにかくアクション要素に関しては期待しない方がいいかと思います。 ドラマ要素の強いホラーくらいがちょうどいいんじゃないかと。 逆にそのような勘違いさえしなければ、好き嫌いは別として、作品の良し悪しとしては圧倒的に「良」な作品かと思います。 よくよく考えれば、『ブラックパンサー』のライアン・クーグラー監督作品ということで、過去作品の傾向などを考えると、今作が単純なアクションホラーでないことを容易に予想できるのですが。 とにかく前評判が高すぎてその部分を完全に失念していました。 映像作品としては圧倒的に素晴らしいのですが、アクション要素を抜きにしても、映画に対してシンプルな娯楽を求めるかドラマを求めるかによって評価が分かれる部分があるかと思うので、前評判ほどの期待はしない方がこの作品をより楽しめるんじゃないかと。 というかこの映画の高すぎる前評判って逆にノイズになってしまっている気がしないでもないのですが。 私としても、この映画を前評判なしに「この映画は一体どんなホラーになるのだろう」くらいな手探り感覚で見たとしたら、めちゃくちゃ楽しめたと思うんですよね。 それと今作、音楽が重要なファクターとなる作品ですので、鑑賞の際の音響設備や没入感などでも評価が違ってく...

渇き。

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どうも、松本13です。今回は、『渇き。』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『渇き。』は、2013年に制作された日本のサスペンス映画。監督は中島哲也。主演は役所広司。 【あらすじ】 傷害事件を起こして職を失った元刑事の男が、別れた妻から娘が失踪したことを知らされて捜査に乗り出す。しかし、誰をも魅了する優等生だったはずの愛娘には、恐るべき裏の顔があった… 個人的に凶暴なおっさんが大暴れする映画というのはめちゃくちゃ好きなのですが。 それゆえに私の中の凶暴なおっさんというジャンルはかなりの激戦区なのですよね。 その中で日本を代表する凶暴なおっさんと言ったら、それまでは圧倒的にビートたけしだったのですが、私の中でこの一作で役所広司がそこに並びました。 この映画における役所広司の凄まじさってもう相当なものだと思うんですよね。 それこそ『フォーリング・ダウン』とか『悪魔を見た』とか、そこに並んでも遜色ないレベルに。 この映画、おそらく多くの人がビジュアルで持つイメージと実際の内容がかなり違う映画かと思います。 中島哲也監督作品の傾向を知っている人ならわかるかと思いますが。 まあ色々と無茶苦茶な作品でして、さらに途中から予想の斜め上すぎるシャレにならん地獄絵図みたいな、中島哲也監督作品あるあるも存分に配合されている作品。 簡単に言ってしまえば過激でエグくて胸糞な鬱映画ではあるのですが。 そのようなある種のアトラクション型な、一過性の娯楽として消費しきれないレベルに胸をえぐってくるパワーのある作品。 もちろん映画としても抜群に面白い作品なので一見の価値はあるかと。 役所広司という素晴らしい俳優についてはもちろんのこと、中島哲也監督作品の入り口としてもおすすめです。 中島哲也監督作品って無理な人は本当に無理だけど刺さる人には果てしなくぶっ刺さるような作品がめちゃくちゃ多いので一度は触れておいても損はないと思うんですよね。 本当に邦画において中島哲也監督ほどむちゃくちゃやるような監督もなかなかいないと思うので。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

クソ映画検証25『珍遊記』

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  どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証、『珍遊記』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『珍遊記』は、漫☆画太郎の同名漫画を原作とした2016年の日本映画。主演は松山ケンイチ。 【あらすじ】 天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、道中出会った老夫婦に、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印する。しかし紆余曲折の末、一緒に旅をすることになってしまう… この映画、何の予備知識もない人が見たら、クソ映画と言われても仕方がない内容だと思うんですよね。 そもそも原作が相当なクソ漫画であるゆえ、どう考えたって実写化もクソにしかならないんですよね。 ただ原作漫画については、クソはクソでもいいクソなんですよね。 ただ実写化映画については、本当に最悪な方のクソとなってしまったので、個人的にはとても残念でした。 そもそも今作を含む漫☆画太郎先生の作品の基本要素って、うんこちんちん、ゲロ、裸のババア、それがほとんど全てだったりするんですよね。 そんな漫画があるわけがないと思う人もいるかもしれませんが、それがあるんですよね。しかも30年以上前から天下の週刊少年ジャンプで。なんならめちゃくちゃ人気もありますし。 まあ原作がそんな感じなので、実写化なんてまず無理なんですよね。 実際今作においても、原作におけるお下品な部分はほとんど割愛されていますし。 ただ珍遊記という漫画って、お下品な部分を割愛したらほとんど何も残らないんですよね。 原作のシーンはそれなりに再現できてはいるものの、その核にあるうんこちんちん要素がないのでめちゃくちゃスカスカなんですよね。 一応今作ではその部分をそれなりのギャグパートで埋めているわけなのですが、そのギャグがことごとく面白くないんですよね。 個人的に原作漫画については大好きでして、これまで読んだ全てのギャグ漫画の中で5本の指に入るぐらいに面白いくらいに思っている漫画なのですが、映画の方は本当に全く笑えないんですよね。 抱腹絶倒の伝説的ギャグ漫画を実写化して、笑えるシーンが一つもないって逆にすごいと思うんですよね。 下品なシーンを割愛しても、1つや2つ笑いどころはあるだろうと思っていたので、今作における作品全般にわたる滑りっぷりには本当に驚かされました。 シュールな映像作品としてみ...

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