アフリカン・カンフー・ナチス
どうも、松本13です。今回は『アフリカン・カンフー・ナチス』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『アフリカン・カンフー・ナチス』は、2021年に公開されたガーナ・ドイツ・日本合作のアクション・コメディ映画。 【あらすじ】 第2次大戦後、アフリカのガーナに逃亡したヒトラーと東條英機は、魔術的パワーを秘めた「血塗れの党旗」を用いて人々を洗脳。現地を制圧して世界侵略を目論む。そんな中、一人の青年が復讐のために立ち上がる… この映画、もはやタイトルの時点で内容が察せられると思うのですが。 タイトルにしてもビジュアルにしても、あらすじにしても、もはやこの映画をまともな映画として見る人はまずいないわけでして。 逆にそれでもこの映画を見ようと思える人にとっては、この映画はかなりの大当たりなんじゃないかと。 実は生きていてガーナまで逃げ延びたヒトラーと東条英機が魔術と空手で現地を制圧し、地元のカンフー道場の青年がそれに立ち向かうという。 まともな人が聞いたら「一体この人は何を言っているんだ?」といったストーリーなのですが。 あといくらマイナーな低予算映画とはいえ、ちょっとこの題材はまずいんじゃないかみたいな部分もあるかと思うのですが。 製作国がガーナだから、かろうじて、本当にかろうじてシャレになっているわけでして。そういう意味ではある意味貴重な作品でもあります。 そんなガーナの悪ノリに配給会社も全力で乗っかっていて、字幕や吹き替えが全て関西弁、しかもその関西弁がめちゃくちゃマッチしてるんですよね。 肝心の中身はと言うと、雑なZ級映画ではあるのですが、ただめちゃくちゃ勢いのある悪ノリとアイディアでもって、かろうじてB級映画レベルくらいの楽しみは得られるんじゃないかと。 そもそも時代考証にしてもむちゃくちゃですし、セットも小物もかなり適当。アクションも一部では結構気合は入ってはいるものの、全体としてはもっさり気味。 それでもなんだかんだで全編通して見れてしまうんですよね。不思議なことに。 しかも結構面白いという。そういう意味ではこの手のZ級映画としては稀有な作品でもあるんじゃないかと。 作品のアイディアやむちゃくちゃな勢いはもちろんのこと、そこに関西弁字幕や吹き替えで全力で乗っかった日本の配給会社もかなりいい仕事をしているんじゃないかと。 逆にその...