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ランニング・マン

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どうも、松本13です。今回は、『ランニング・マン』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ランニング・マン』は、2025年のイギリス・アメリカ合衆国のSFアクション映画。エドガー・ライト監督、グレン・パウエル主演。 【あらすじ】 貧富の差が限りなく拡大した近未来のアメリカ。ふとしたことから無職となってしまった男性が、重病の娘の治療費を稼ぐため30日間逃げ切れれば巨額の賞金がもらえる究極のデスゲームに参加する… ​スティーブン・キング原作、アーノルド・シュワルツネッガー主演で過去に映画化された作品の、2度目の映画化となる今作。その部分で大いに期待をする人も多いのではないでしょうか? ​ただ穿った見方をすれば、それって「ちょっとした爆死フラグ」でもあると思うんですよね。スティーブン・キングについても、アーノルド・シュワルツネッガーについても、絡んでいる作品に名作は多々ありますが、いまいちな作品も相当数あったりするので。 ​実際全米では大爆死とは行かないまでも、興行成績はいまいちパッとしなかった模様。過去に公開されたシュワちゃん版は見たことが無いのですが、ただ他の名だたる代表作程の評価は受けていない模様です。  確かに今作、「どういう期待を持って見るのか」がちょっと難しい作品ではあると思うんですよね。 ​ゴリゴリのアクションなのか、SFなのか……。過去にシュワちゃん主演で制作された近未来SFという部分で、『トータル・リコール』のような路線を期待する人もいるかもしれませんし、なんとなく雰囲気で『ブレードランナー』を期待する人もいるかもしれません。それゆえに、評価がブレがちな部分があったりする作品かと思います。 ​個人的にも「この作品はどういう作品なんだろう?」といったスタンスで見たのですが、実際に見てみると、めちゃくちゃシンプルに楽しめるストレートな作品でした。それゆえに、重厚なSF路線を期待するとちょっと肩透かしになるかと思うので、その手の期待は控えめにしておいた方がいいかと思います。 ​今作はそれこそ、もう絵に描いたようなブラックジョーク丸出しなディストピア社会でして。下層階級の主人公が病気の娘を救うために、一攫千金を夢見てデスゲームに参加するという話でして。 ​その部分の紆余曲折もわりかし大味で、「細かいことはいいんだよ」的な脳筋ノリでサ...

ブラックフォン2

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  ​ どうも、松本13です。今回は、『ブラックフォン2』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ブラックフォン 2』は、2025年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。ジョー・ヒルの短編小説「黒電話」を映画化した『ブラック・フォン』の続編。 【あらすじ】 グラバーとの死闘から数年後。フィニーと妹のグウェンは、過去の凄惨な事件によるトラウマを抱えながらも、平穏な日常を取り戻そうと努めていた。しかし、「ある夢」がきっかけで、再びグラバーと対峙する事となる… ​前作で死んだはずの殺人鬼グラバーが地獄からよみがえる的なストーリー。 ​個人的には、前作って面白かったけど個人的なツボにはそこまで刺さらなかったのですが、人外となったグラバーが復活となる今作にはめちゃくちゃ期待していました。 ​マスクをつけた人外の殺人鬼って、古典的スプラッターホラーの定番ですし、『13日の金曜日』か、はたまた『エルム街の悪夢』か、そっち方面を大いに期待していたのですが、結果から言うと相当な期待外れでした。 ​では、内容がつまらなかったと言ったらそういうわけでもなく、期待する方向を間違えただけですね。 ​ただ、私と同じような方面に期待した人が多かったのか、その部分の肩透かし感で評価が若干伸び悩んでいる印象です。 ​とにかく、先述のようなド派手な展開もハードな描写も、今作にはあまりないんですよね。命をかけた脱出ゲームであった前作のようなノリとも違いますし。 ​前作ってストーリーとしては結構シンプルだったと思うのですが、今作は前作を含めた『ブラックフォン』の世界観を補填するような、非常にロジカルな作品でして。 ​そこが本当によくできていましてですね、今作を見るとなるほどそういうことなのかと膝を打つようなシーンも多々あったりするので、刺さる人には本当に刺さるタイプの映画だと思います。 ​ただ、何分そういう性質の映画だけに、期待する方面によってはかなり肩透かしを食らってしまうかと。 ​ただ本当に、映画としてはよくできていますし、刺さる人には本当に刺さるタイプの作品なので、あらぬ方面へ過剰な期待をしない限りは一度は見ておいても損はないんじゃないかと。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

プレデター:バッドランド

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​どうも、松本13です。今回は、『プレデター:バッドランド』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。  【概要】 『プレデター:バッドランド』は、2025年公開予定のアメリカ合衆国のSFアクション映画。監督はダン・トラクテンバーグ。 【あらすじ】 ヤウージャ族の若きプレデター、デク。 プレデターの中では体躯が小さく非力ゆえに一族の恥とされ、族長でもある父から存在を抹消されようとしていた。戦士としての証を立てるため、デクは最も危険な惑星〈ゲンナ〉へ向かう… ​個人的に、プレデターシリーズって多少の上がり下がりはあれど、外れは一つもない、常に80点以上を獲得している稀有なシリーズであるのですが。 ​そんなシリーズ5作目でまさかの120点満点を叩き出した傑作が『プレデター:ザ・プレイ』でして。 その監督であるダン・トラクテンバーグが今度は人間ではなく、プレデターを主人公とした作品を作るのだから、もうその時点で勝ち確定なんですよね。 ​とにかく、あのトラクテンバーグ監督が作ったプレデター最新作ということで、期待値が限りなく高い状態で見たのですが、さすがトラクテンバーグ監督。 ​その期待値をゆうに超える、200点満点の内容でした。 ​ストーリーはそんなに凝っておらず、むしろ単純なストーリーなのですが。 ​とはいえ、戦闘民族プレデターの映画を好む層で、下級選手の成り上がりが嫌いな人なんていないと思うんですよね。むしろ、みんなの大好物だと思うのですが。 ​というか、この映画、そういう好事家の大好物ばかりを集めた作品だと思うんですよね。 ​無口な戦士とお調子者アンドロイドのロードムービー的な部分も最高ですし、そのようなはぐれ者同士が紆余曲折を得て、絆を得ていくという部分もこれまたかなり胸アツだったり。 ​胸アツといえば、今作、特撮ヒーローみたいなめちゃくちゃ絵になる決めポーズなども多く、そういう部分でもかなりの見所かと。 ​プレデターという作品がここまでの長寿シリーズになったのって、2作目ですでに脱アーノルド・シュワルツェネッガーに成功していたからだと思うんですよね。 ​何かとシュワちゃん頼みだったターミネーターは、後にかなり苦戦していたりします。 ​プレデターが脱シュワちゃんに成功できたのって、適役であるプレデターがめちゃくちゃ魅力的だからだと思うんですよね。 ​プ...

トロン:アレス

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​どうも、松本13です。今回は、『トロン:アレス』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『トロン:アレス』は、2025年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画。『トロン: レガシー』の続編で、『トロン』シリーズの第3作となる。 【あらすじ】 最新技術によってデジタル世界から現実世界に送り込まれた史上最強のAI兵士アレス。だが彼に異変が生じ、やがて制御不能に陥ったAIたちの暴走が人類を危機に陥れ始める… ​トロンを含め、仮想現実ものって、基本的にこちらが向こうに入る、みたいなパターンが多いと思うのですが、今作は向こう側がこちらに出現するという逆パターン。 ​現実には存在しない未来兵器とか人間とか、厳密にはそれらも全てプログラムではあるのだけど、とにもかくにも何でも出力できるレーザーが開発されてしまい、「それじゃあもはや何でもありなんじゃないか」と思うのですが。 ​ただ、出力したものは29分しか持たない制限付きというのが、今作の面白いところ。 ​ただ、その制限時間を無効化する永続コードがあるとかないとかで、なんやかんやな本作。 ​結論から言うと、個人的にはめちゃくちゃ楽しめました。 ​前作『トロン:レガシー』は、ビジュアルはめちゃくちゃ魅力的なのだけど、「なんか退屈」くらいの印象しか残っていないのですが、今作はビジュアルはめちゃくちゃ魅力的で、内容も普通に面白かったです。 ​トロンといえば光るバイクが有名かと思います。おそらく創作物の中では、『AKIRA』の金田のバイクの次くらいに有名なバイクなんじゃないでしょうか。 ​そんなめちゃくちゃかっこいいバイクは今作でも登場しますし、それ以外にもめちゃくちゃかっこいい車や飛行機など、特撮、特にメタルヒーロー好きにはたまらない未来兵器がめちゃくちゃ出てくるんですよね。 ​実際、今作パッと見のビジュアルはメタルヒーローぽいですし、とにもかくにもそのような部分目当てで見るのであれば一見の価値はあるんじゃないかと。 ​逆に、私のような大味アクションが好きな層がとっつきやすいような内容である故、SF的な整合性やストーリーの重厚さに関してはかなり控えめ。それゆえに、かなり酷評もされている映画なのですが。 ​ただ、個人的には言うほどはひどくはないんじゃないかと。 ​確かにストーリー的な面白さは控えめではあるものの、変に...

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2

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​どうも、松本13です。 今回は、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから 【概要】 『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』は、同名ゲームを原作とした2025年のアメリカのホラー映画。2023年公開の第一作の続編となる。 【あらすじ】 廃墟と化したピザレストランで起きた悪夢のような出来事から1年。当時の警備員だったマイクは日常を取り戻しつつあった。しかし彼の娘がきっかけとなって再び封印されていた恐怖が呼び覚まされる事になる… ​個人的に「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」シリーズについては、めちゃくちゃ過大評価されているといった印象です。 前作においてもそこまでピンと来なかったというのが本音です。 ​名作ホラーを多々世に送り出しているブラムハウス史上最大のヒットを記録したと言われても、いまいち腑に落ちないんですよね。それこそ「過大評価されすぎなのでは?」といったところでして。 ​それゆえに、今作においても期待値は世間一般より相当に控えめであったのですが、実際に見てみると、そんな控えめな期待値すら下回る内容の駄作であったと言わざるを得ないかと。 ​個人的に映画においては、極力いい部分を拾っていきたいタイプなので、良作の範囲を広く取り、駄作認定はそこまで積極的に行わないタイプなのですが。 今作においては相当に脚本に難があり、とにかく圧倒的に退屈で、伏線回収要素もほとんどない「ぶん投げ展開」の連続。 ​それでもホラーって、そういうノリが一周回って面白かったりするのですが、今作は登場人物の多くに圧倒的に魅力がなく、言動にも難あり。かつ、アニマトロニクスによる殺戮劇みたいな部分も終盤までほとんどなく、全年齢対応ゆえ過激描写もほぼなし。視覚的な部分はもちろんのこと、ホラーとしての怖さもないという。 ​にもかかわらず、ストーリー的に前作の予習は必須。普通に見ても面白くないし、かといって頭を空っぽにして見れるタイプのポップコーン・ムービーでもないという、何とも救いがない内容になってしまっています。 ​個人的に、前作はそこまでピンと来る作品ではなかったものの、とはいえ良作のラインを割り込むことはありませんでした。その手のある種の無難な作品の続編って、特にホラーというジャンルにおいては、魔改造されてめちゃくちゃ面白くなって帰...

プロセキューター

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​どうも、松本13です。今回は、『プロセキューター』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『プロセキューター』は、2024年公開の香港・中国合作映画。監督・主演・制作はドニー・イェン。 【あらすじ】 武装集団の首謀者を捕らえたものの証拠不十分で有罪にできず、警察を辞職した元警部フォク。7年後、検事となった彼は、とある青年の冤罪事件をきっかけに再び巨悪と対峙する事となる… ​我らがカンフースター、ドニー・イェン大先生が、今回は検察官に。とはいえ、元はゴリゴリの武闘派警察。ただ、「警察では裁けない悪がある」と検察に転身した正義の人です。そんなドニー先生が、麻薬絡みの巨悪に立ち向かうという今作。 ​カンフースターの法廷劇と言うと、ジャッキー・チェン主演の『サイクロンZ』が過去にありましたが、『サイクロンZ』は法廷そっちのけでアクションしまくっていました。対して今作は、アクション要素もありつつ、実在の事件をモデルとしているだけあり、法廷劇としてもかなり見応えがある内容です。 ​それゆえ、『サイクロンZ』のようなアクション満載な娯楽作品を期待すると、ちょっと残念な部分があるかもしれません。法廷劇が劇中のかなりの部分を占めるため、他の作品に比べるとお馴染みの「ドニー・アクション」は控えめ。その部分で、若干評価が分かれてしまうところもあるかと思います。 ​個人的には、法廷と格闘アクション、どちらも「静」と「動」のいいアクセントとなっていたので、どちらかと言えば高評価したいところ。前述のようにアクション要素は控えめなものの、とはいえそれは他のレジェンド級な傑作に比べればの話でして、作品単体で見ればアクション映画としても十分に満足感はあるかと思います。 ​とにかく、弱き者を助けるため、法廷の中でも外でも奮闘するドニー先生の姿は必見です。 ​これは意図してのことかは分かりませんが、今作における検察や裁判所における「正義」というものが、中国の管理下に置かれ、かつて民主化を先導した善人たちをバンバン刑務所に送っている香港の現在に対して、めちゃくちゃ皮肉として機能しているんですよね。 ​そういう社会的な側面も含もありつつ要所要所ではしっかりアクション。とても見応えのある映画ですので、一度は見ておいても損はないんじゃないかと。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお付き...

アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

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​どうも、松本13です。今回は、『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』は『シンデレラ』をモチーフとした、ノルウェー・デンマーク・ポーランド・スウェーデン合作による2025年のホラー映画。 【あらすじ】 母の再婚で王国にやってきたエルヴィラ。彼女は美しい義妹アグネスへの嫉妬から、王子の花嫁の座を狙い、自らの体を極限まで追い詰める美容整形に身を投じる… ​今作はいわばシンデレラのホラーバージョンでして。 個人的にこの手の映画ってずるいと思うんですよね。 ディズニーアニメなどで著名な著作権切れ作品をホラーリメイク。 もうその時点で、ネタ映画やB級路線は確定でして、見る方もそれなりのスタンスで見ます。 ダメだったら「やっぱりな」で済むし、ちょっとでもいい部分があれば「めちゃくちゃ拾いもの」的な評価はされます。 ​ただ今作はそのような要素を抜きにしても、かなりよくできたホラー映画でして。 シンデレラを題材としながらも、シンデレラではなく意地悪な義理の姉視点のストーリーです。 ​基本的なストーリーはシンデレラながら、要所要所に斬新な解釈が見られます。 シンデレラってとにかくチートな美女なのだけれど、ただ清廉潔白な天使というわけではないんですよね。 今作に関してはおそらく、シンデレラより主人公である醜い義理の妹の方に感情移入してしまう人が多いんじゃないかと。 ​シンデレラってとにかくルッキズムの権化のようなストーリーだと思うんですよね。 舞踏会でなぜシンデレラが選ばれたかといったら、やはりその見た目が秀でていたからでして。 そういうルッキズムに対してのアンチテーゼとか、その手の要素に関しては、同じような文脈で昨今話題になった『サブスタンス』に近い作品でもあるかと思います。 サブスタンスほど徹底していたりぶっ飛んでいたりはしませんが。 ​とはいえ、ねじ曲がった性格がその顔面にも出まくっている意地悪な継母とは違い、義理の妹は最初は夢見がちなとても可愛らしい田舎娘なんですよね。 それが舞踏会で金持ちに見初められるために過激なルッキズムに身を染めていくのですが。 とにかく周りにまともな人間はほとんどおらず、時代ゆえ麻酔なしでの整形や、ちょっと常識では考えられない手法でのダイエ...

ワーキングマン

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どうも、松本13です。今回は、『ワーキングマン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ワーキングマン』は、2025年のアメリカ合衆国のアクション映画。デヴィッド・エアーが製作・監督を務め、シルヴェスター・スタローンと共同脚本を手掛けた。主演はジェイソン・ステイサム。 【あらすじ】 元イギリス海兵隊特殊部隊員のレヴォン・ケイドは、現在はシカゴで建設現場の現場監督として働いていた。そんなある日、ケイドを雇っている建築会社の社長の娘ジェニーが何者かに誘拐されてしまう… これまで凄腕の殺し屋からエージェント、スパイ、ひいてはホームレスまで、様々な役柄で「最強」を演じてきたジェイソン・ステイサム。 そんな彼が、今回は最強の現場監督に。 ワーキングマンのタイトルの通り、今回のステイサムは働く男。 そんなステイサムが務める建設会社の、人の良さそうな社長がマイケル・ペーニャでして、そんなマイケル・ペーニャの愛娘が誘拐されてしまうんですね。 現在は工事現場で働いているものの、実は元特殊部隊という、これまた超がつくほどステイサムあるあるな設定なのですが。 そんなこんなでステイサムが誘拐犯たちを血祭りにあげていくというお話。 まあ、言ってしまえばいつものステイサム映画なわけなのですが。 ただ定番中の定番なだけに、やはりハズレは一切なし。期待通りの面白さだったりします。 他のステイサムの映画と違う楽しみ方ができる点は、今作が誘拐・奪還モノという点でしょうか。 この手の映画って、それこそ『96時間』以降、無数に作られてきたジャンルかと思うのですが。 ただ主人公が無双するだけで終わるだけではない様々なパターンがあったりすると思うんですよね。 無事に奪還成功してめでたしめでたしの話もあれば、目も当てられない結末の作品もあったり。 そういうパターンがいくつも作られてきている昨今だからこそ、結末がどうなるかわからない緊張感があったりするんですよね。 実際、今作の脚本を手がけたスタローンの同系統の作品、『ランボー ラスト・ブラッド』も、決して爽快感満載な娯楽映画ではありませんでしたし。 そんな緊張感もありつつも、全体としては安定のステイサム映画ですので、いつも通りの期待をしてみても問題ない作品かと思います。 ステイサム映画として見るのであれば、大抵の人は満足できる作品なんじゃな...

コート・スティーリング

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​どうも、松本13です。今回は、『コート・スティーリング』についてです。​まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『コート・スティーリング』は、2025年に制作されたアメリカのクライム・アクション映画。監督はダーレン・アロノフスキー、主演はオースティン・バトラー。 【あらすじ】 1998年、ニューヨークで暮らすバーテンダーのハンクは恋人のイヴォンヌと穏やかな日々を送っていた。しかし隣人から猫を預かった事がきっかけでマフィアの抗争に巻き込まれてしまう… ​今作は、ダーレン・アロノフスキー監督作品。 ​電波なカルト映画から超絶胸糞な鬱映画、ショーレースの常連でもあり、キャリアの低迷したかつての名優のカムバックに一役買ったりと、とにかく仕事ができるイメージのダーレン・アロノフスキー。 ​そんなダーレン・アロノフスキー監督作品の傾向を知った上で見るのであれば、今作はこれ以上にない作品なんじゃないかと。 ​とにかく一筋縄ではいかない作品を多く手掛けてきたダーレン・アロノフスキー監督作品だけあり、とにかくめちゃくちゃ見応えがあるサスペンス映画となっています。 ​ダーレン・アロノフスキー監督作品の傾向を知らない場合は、「ちょっと変わったトーンのサスペンス作品」くらいの感覚で見るのがいいんじゃないかと。 ​特に、この映画、ビジュアルで内容を勘違いしてしまいがちだと思うんですよね。 ​なんかこの映画、ビジュアルだけ見ると、ヒャッハーなモヒカンがいたり、いかついゴリラがいたりと、血で血を洗うような、B級アクションコメディやサスペンスに見えてしまったりすると思うんですよね。 例えば『ボーイ・キルズ・ワールド』や『マチェーテ』のような。 ​なので、その手の方面の期待を持ってみると、この作品、ちょっと肩透かしの部分もあるんじゃないかと。 今作は良くも悪くも、その手の作品とは一味違った作品なんですよね。シンプルで直球な作品ではないんですよね。 ​ただそれらも作品の面白さとは別でして、面白いかどうかと言ったらめちゃくちゃ面白いんですよね。 ​隣人から猫を預かったら、なぜかロシアンマフィアに腎臓をぶっ潰されて酒の飲めない体になってしまった不憫な男が、これまたなぜか凶悪なユダヤ人からも命を狙われることになり、ただ猫はめちゃくちゃ可愛い、みたいな。 「どうしてそうなった!?」みたいな展開の連続な話...

WEAPONS/ウェポンズ

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​どうも、松本13です。今回は、『WEAPONS/ウェポンズ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『WEAPONS/ウェポンズ』は2025年公開のアメリカ合衆国のホラー映画。監督・脚本はザック・クレッガー。 【あらすじ】 深夜2時17分、⼦どもたち17⼈が同時に姿を消した。消息を絶ったのは、ある学校の教室の⽣徒たちだけ。疑いをかけられた担任教師ジャスティンは、集団失踪事件の真相に迫ろうとするが… ​この映画、ある日のある夜、ある学校のあるクラスの子供たちが2時17分に一斉に失踪するという、あらすじにしてもビジュアルにしてもホラー好きの琴線にめちゃくちゃ触れてくると思うんですよね。 ​ひとまずこの映画、あらすじやビジュアルに何かしらを感じた人にとっては、これ以上にない内容の作品なんじゃないかと。 ​一本道ではない変則的な作品ゆえ、今作の結末においても万人が納得できるものではないかと思いますが、その部分で評価が多少分かれるにしても、とはいえぶん投げエンドみたいな作品ではないので、見て損はまずないかと。 ​今作の監督は『バーバリアン』のザック・クレッガー監督でして、個人的に近年のホラー作品の中では『バーバリアン』ってかなり上位な作品です。 ​『バーバリアン』って序盤では予想もしえなかった地獄に連れて行ってくれるような、とても素晴らしい映画でして。 そして今作も『バーバリアン』と同様、予想もしなかった方面に進んでいく話でして、そして今作においてはどのような異次元に連れて行ってくれるのだろうか?みたいなザック・クレッガー作品ファンならではの楽しみ方もできたりします。 ​とにかくビジュアルが強烈な今作ではあるものの、ストーリーもかなりしっかりしているので、ストーリー面でも相当に楽しめる作品かと思います。 また、ショッキングな映像や強烈な登場人物など、そっち方面での見応えも相当にある作品ですので、とにかくぬるさのない、めちゃくちゃ素晴らしいホラー映画。 ​とにかく作品の質としてはめちゃくちゃ高いので、気に入るかどうかは別としても、少なくとも良作のラインは絶対に割り込まない作品かと思います。 とにかく今作を含むザック・クレッガー監督作品ってめちゃくちゃ面白いものが多いので、チェックしておいて損はまずないかと思います。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお...

エリア51

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​どうも、松本13です。今回は、『エリア51』についてです。 ​まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『エリア51』は、2015年のアメリカのSF・ホラー映画。 【あらすじ】 アメリカ政府の極秘地区・エリア51。宇宙人と接触した人々を収容していたと噂される施設の秘密を、陰謀論支持者の若者3人が暴こうとする。車でネバダに向かった彼らは情報提供者の協力で施設への潜入を試みる… ​何かとフィクションの題材で使用されることの多いエリア51。現実でも様々な噂が囁かれるいわくつきの場所、そんなエリア51を題材としたPOV作品となるのが今作です。 ​エリア51という、ある種直球なタイトル。聞きなじみのない監督やキャスト、そしてPOVという撮影手法。 もうその時点で何重にもフラグが立っていると思うんですよね。B級映画やZ級映画を多く見ている人にとっては、その時点で香ばしい香りを嗅ぎつけることができると思うのですが。 ​実際の内容はと言うと、普通の映画感覚で見たら話にならないかと思いますが、マイナーなPOV映画くらいの感覚で見ると結構面白いです。その手の映画を見慣れている人ならわかるかと思いますが、POVって結構当たり外れが激しいジャンルですからね。 ​なので、この手の映画って控えめな期待値で見るのが正解だと思うのですが、そういうスタンスで見るのであれば、この映画は少なくとも駄作ではないんじゃないかと。この手のジャンルって、本当に話にならないレベルの駄作もあったりしますからね。 ​色々とツッコミどころは豊富ですし、未回収のまま終わってしまう部分はあったりするのですが。ただ、エリア51に忍び込むなんてどう考えたって無理だろうと誰もが思う部分を、「この方法ならもしかしたらもしかするかも」みたいな説得力を感じるシーンも多々あったり。かと思ったら、「そうはならんだろう」みたいな部分もあったり。その部分のせめぎ合いもこの映画の魅力の一つかと。 ​一般の映画感覚で見たらかなり微妙な内容ではあるものの、期待値控えめなマイナーPOVくらいの視聴スタンスなのであれば、一度見ておいても損はないかと思います。その手のスタンスなのであれば、良作に収まる範囲の作品なんじゃないかと。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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