BECKY ベッキー
どうも、松本13です。 今回は、『BECKY ベッキー』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『BECKY ベッキー』は、2020年に公開されたアメリカ合衆国のスリラー映画。主演はルールー・ウィルソン。 【あらすじ】 母親を亡くした少女ベッキーは、別荘で父親との時間を過ごしていた。ところが、そこに逃走中の凶悪犯たちが現れ、襲いかかるのだが… この映画はめちゃくちゃ面白い映画です。まさに正しいB級映画。拾いもの映画の典型のような素晴らしい作品です。 監督やキャストに関しては知名度はほとんどなく、そこから内容や作品のクオリティを予想することは不可能。 なのでまあビジュアルは面白そうだけど、さて内容はどうだろうか?そんな感じで見てみたら期待をはるかに上回る面白さ。 そういう拾いもの映画を見つけた時の喜びって何だか独特なものがあったりしますよね。 おそらくこの映画をB級映画以外の期待値で見る人はほとんどいないかと思います。そういう意味ではこの映画を見る人の大抵は期待以上の楽しみを得られるかと思います。 内容も非常にシンプルでテンポもよく、そして90分程度で終わるちょうどよさ。 爽快感もかなりあります。もちろんその爽快感はB級ホラー的な爽快感なので、一般的な爽快感と少し違ったものではありますが。 ストーリーに関してはあらすじがほとんど全てです。 反抗期の少女VSネオナチの脱獄囚というどう考えても勝ち目のない対決であったりするのですが。 しかも主人公の少女は別にキリングマシン製造施設で生まれたわけでも、人間兵器として育てられたわけでもなく、何の訓練も受けていない普通の一般人。 学校ではむしろいじめられっ子。母を亡くし父との関係もうまくいっておらずといった状態で、常日頃からフラストレーションがたまりまくり。 作中のとあるきっかけでそんなフラストレーションやその奥に秘めた狂気が大爆発し、そして何故かバーサーカーとして覚醒。 そこからの展開がまためちゃくちゃ面白い。 前半は少女版『ダイ・ハード』のような展開で、その後は殺意マシマシの『ホーム・アローン』のような展開。 シーンによってはちょっとしたジョン・ランボーのようになっていたりもしたり。 とはいえ相手もそれなりに修羅場をくぐったネオナチの脱獄囚。殺しもいとわない極悪人なのでそうすんなりともいかないのですが