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​歴代最凶クラスの絶望…『ゴジラ-0.0』のキングギドラの何がヤバいのか?

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松本13チャンネル、ゆっくり映画雑談。今回は『ゴジラ-0.0』およびキングギドラについてです。 ​なお、今作のキングギドラはまだ画像などの解禁がされていないため、引用画像は過去の作品のものを使用しています。その点は事前にご了承ください。 ​『ゴジラ-0.0』にて令和に復活したキングギドラ、そして国産ゴジラとしては初となるフルCGでの登場となったキングギドラですが、とにかくこの怪獣がとんでもなくやばいやつでしてね。 ​『ゴジラ-0.0』って、興行・批評ともに大成功した作品だと思うのですが、もちろんゴジラという怪獣の魅力やストーリー面の素晴らしさなどもありますが、やはり今作と言ったらキングギドラという怪獣のヤバさ、これに尽きるんじゃないかと。 ​ということで、今回は『ゴジラ-0.0』におけるキングギドラのヤバさについて語っていきたいと思います。 ​ネタバレしない範囲で語っていきますが、とはいえ、ある程度展開に予想がついてしまう部分は出てきてしまうかと思うので、ここまで語っておいてあれですが、もしまだ映画を見ておらず、これから見に行く予定なのであれば、この記事を見ない方がいいんじゃないかと。やっぱり予備知識なしでの衝撃に越したことはないかと思いますし。 ​ただ、怪獣映画にあまりなじみのない人にとっては、それなりに予備知識があった方が楽しめるかもしれないので。そういう人向けに語っていきたいと思います。 ​キングギドラって、ゴジラシリーズ史上最強の宿敵みたいな立ち位置だと思うのですが、ただ作品によっては決して悪というわけではなく、人類の味方的な立ち位置の作品も結構あったりするんですよね。ちなみに1回ロボット化もしてます。 ​ゆえに、令和初登場になる今作のキングギドラは、そもそも人類の味方なのか敵なのかという部分が非常に気になっていましたし、その部分ってかなり重要なネタバレ要素になってしまうかと思うのですが。 ​ただ、すでに映画が公開され、その部分についてはすでに広く知られているので言ってしまうと、今回のキングギドラは人類の敵なんですよね。 ​詳細についてはネタバレになってしまうので伏せますが、とにかく今作のキングギドラは圧倒的脅威として描かれています。 ​昭和の初登場時のキングギドラって、当時はまだ怪獣の脅威自体が今よりインフレする前なので、空を飛んで破壊光線をバラ撒きまくる...

ゴジラ-0.0

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どうも、松本13です。今回は『ゴジラ-0.0』についてです。 ひとまず今作についての雑感なのですが、とにかくすごいものを見たな、というのが素直な感想です。何がマイベストゴジラ映画って、何がマイファーストゴジラかにもよるかと思うんですよね。やっぱ初期衝動って一番だったりしますし。なので今作が誰にとっても「最高傑作」とは言い切れはしませんが、とはいえ多くのゴジラファンにとってはシリーズ屈指の名作となることは間違いないかと思いますし、構成要素によってはシリーズで一番ぶち抜けたことをやっている部分も多々あったりします。とにもかくにも、本当に素晴らしい映画でした。ゴジラ映画としてはもちろん、1本の映画としても。 ゴジラ映画と言ったら、とにもかくにも怪獣についてですよね。その部分は本当に素晴らしかったです。ゴジラについても、キングギドラについても。 ゴジラについては前作でも登場しているのでそこまでの衝撃はないかもしれませんが、とにかく今作のキングギドラは本当に素晴らしかったです。 『シン・ゴジラ』で1954年のおどろおどろしいゴジラにまで先祖返りしたゴジラを、再びかっこいいゴジラにしたのが前作の『ゴジラ-1.0』だと思うんですよね。 多くの人にとってマイベストゴジラ造形である平成VSシリーズの造形をなぞりつつも、これまた多くの人に人気のある『ゴジラ ミレニアム』の造形のような非常にトゲトゲしい背びれ、そしてシーンによってはバーニングゴジラのような赤い発光など、とにかくめちゃくちゃ「わかってる」造形だったと思うのですが。 そんな制作チームがキングギドラを作るのだから、もうその時点で勝ち確定だと思うのですが、造形に関しては本当に素晴らしかったです。 首3本、尻尾2本みたいな部分はまあ基本通りなのですが、造形の要所要所がこれまた「わかってる」感満載でして、とにかくめちゃくちゃかっこいいキングギドラでした。詳細はネタバレになってしまうので伏せますが、造形以外にも怪獣ファンなら盛り上がらずにはいられないシーンが満載です。 ただ、キングギドラって初登場時に関しては、空を飛んで破壊光線ばらまいて町を瞬時に廃墟と化す、みたいな怪獣っていなかったと思うので、その脅威たるや半端なかったと思うんですよね。 ただ、ゴジラの脅威がここまでインフレしてくると、やっぱ空飛んで首が3本あるくらいだとちょっと弱...

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!

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どうも、松本13です。今回は、 『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は、2018年製作のフィンランド・ノルウェー合作のコメディ映画。 【あらすじ】 フィンランド北部の何もない小さな田舎村で退屈な日々を送る25歳の青年トゥロ。彼がボーカルを務める4人組ヘヴィ・メタルバンドは、結成から12年間ライブ経験もオリジナル曲もなく、単なるコピーバンドだった。ある日、ついに待望のオリジナル曲が完成し、さらにひょんなことからノルウェーの巨大メタルフェスへの出演チャンスが舞い込む… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 この映画のような『〇〇〇〇!〜俺たち△△△△〜』みたいなタイトルのコメディ映画って、当たりが多いイメージなのですが、この映画もまさに大当たりといったところ。 個人的な比較的近年の面白いコメディ映画ランキング上位って、フィリップ・ラショーの映画が独占していたりするのですが、その中に食い込む面白さ。 この映画、ビジュアルやあらすじのふわっとしたイメージだと、ちょっとしたメタルバンドのサクセスストーリーみたいに思ってしまいがちですが、実際見てみると、ちょっと毛色の違った内容なんですよね。 バンドもののコメディということで、映画を見慣れている人は結構パターンが読めてくるかと思うのですが、この映画は割といい方に予想を裏切ってきたりします。 コメディシーンについても同様。 要所要所に北欧あるあるやメタルあるあるが散りばめられており、しかもそれが絶妙に面白いんですよね。 コメディ映画なので、笑う気満々で見たのですが、本当に思った以上に笑えました。 北欧やメタルについては、本当にふわっとした知識だけでもめちゃくちゃ楽しめますし、お下品ネタについてもそこまで過激ではないので、かなり見やすい作品なんじゃないかと。 尺も90分とちょうどいいくらい。テンポもよく、それより何よりコメディとして文句無しに面白いので、個人的にはめちゃくちゃおすすめです。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

レディ・オア・ノット2

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どうも、松本13です。今回は『レディ・オア・ノット2』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『レディ・オア・ノット2』は、2026年のアメリカのホラー・コメディ映画。2019年の前作、『レディ・オア・ノット』に引き続き、サマラ・ウィーヴィングが主演を務める。 【あらすじ】 殺戮ゲームを生き延びた花嫁グレースは、その生還ゆえに世界を牛耳る悪魔崇拝の秘密組織〈カウンシル〉に目を付けられる。絶縁状態だった妹フェイスと共に拉致された彼女は、二人で手錠に繋がれたまま新たな生存をかけたデスゲームへ投入される… 前作『レディ・オア・ノット』って、近年公開のホラー映画の中でもかなり上位に食い込むぐらいの傑作だったと思うんですよね。 正直、見る前はそこまで期待はしていなかったのですが、実際に見てみると、めちゃくちゃ面白かったんですよね。 花嫁が旦那の家族の風習であるデスゲームに巻き込まれるという話でして、命がけのかくれんぼをしたというのが前作。 そして、なんやかんやで生還できたというところから今作が始まるわけなのですが。 前作は旦那の家族、いわば「一家」との対決であったわけなのですが、それを生還しちゃったもんだから、今度は「一族」を敵に回してのデスゲーム。しかも、妹まで巻き込んで。 世界各国から集まる一族も、いい感じにキャラの立った面々が揃っていまして、主人公を狩るために一族が大集合という面では、ちょっとした「殺し屋大集合系映画」みたいな見どころもあるかと思います。 そんなこんなで再びデスゲームが始まるわけなのですが、前作に負けず劣らずの面白さ。 正直、前作も今作も突出した何かがあるかと言ったら特にあるわけではないのですが、とにかく景気のいいスプラッター描写と、テンポサクサクのデスゲーム、そして主人公のリアクションが本当にいちいち素晴らしいんですよね。 とにかく内容としてはかなり容赦のない作品ゆえ、主人公も体に何個も風穴あけられたりしているのですが、その部分のリアクションが非常に秀逸でして。 本当に、今作の主人公を演じるサマラ・ウィーヴィングってかなりのスクリームクイーンだと思うんですよね。 ただ、一般的な恐怖や脅威に対するスクリームではなく、今作のスクリームって「痛ってぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」みたいなものでして。しかしながら、その手の...

アギト-超能力戦争-

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どうも、松本13です。今回は『アギト-超能力戦争-』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『アギト-超能力戦争-』は、2026年の日本の特撮映画。2001年の特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』の新作映画となる。 【あらすじ】 半凍死・半焼死という怪死体を発見した警視庁Gユニットは、街で暴れる超能力者たちと遭遇。最新鋭装甲服G6で挑む葵るり子らが圧倒される中、事態打開のため刑務所に収監中の元G3装着員・氷川誠の出動が求められる… ​今作のような、いにしえのライダーが復活、みたいな作品ってあんまり成功したことがないと思うんですよね。 ​ビジュアルはめちゃくちゃ面白そうなのだけれど、蓋を開けてみたら超絶微妙……みたいなことが過去に何回もあったので、期待値は低めで見てみたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。 ​ただ今作って、かつての出演者たちが再び集う、いわば「同窓会ムービー」でして。 ​同窓会って行く前は誰しもが楽しみだと思うのですが、帰り道の気持ちって結構それぞれだったりすると思うんですよね。 ​実際、幸せな気持ちで帰る人よりも、複雑な思いを抱えて帰る人の方が下手したら多いんじゃないかと思うのですが。 ​とにもかくにも、そんな同窓会ムービー故、原作に対しての思い入れで評価がかなり違ってくる作品だと思うんですよね。 ​ちなみに私は、仮面ライダーアギトについては思い入れはほとんどなかったり。 ​全く見たことがないというわけではないのですが。 かなり話題となった作品ですし、ゲームなどもありましたし、完全ノータッチというわけではないのですが。 ​ただ思い入れはほとんどなかったので、同窓会で言ったら一応卒業はしているのだけれど、途中から転校してきた口だからちょっとしか通ってない……みたいな立ち位置ゆえ、25年の年を重ねたキャストについても、今作の作風やストーリーなどについても、素直に楽しむことができました。 ​要潤演じる今作の主人公・氷川が服役囚となっているという部分もめちゃくちゃ面白かったですし、完全大人向けな内容ゆえ、容赦ない所は容赦ないですし。 ​仮面ライダーがバンバン出てくる特撮ドラマとしてみるとちょっと微妙かもしれませんが、ちょっとしたSFサスペンスとしてみるとかなり面白いと思うんですよね。 ​一応仮面ライダーアギトの説明もそれなりにされるので、予...

ストリートファイター/ザ・ムービー

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どうも、松本13です。今回は『ストリートファイター/ザ・ムービー』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ストリートファイター/ザ・ムービー』は、2026年公開のアメリカ合衆国のアクション映画。カプコンが開発した対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイター』をハリウッドで実写映画化した作品。 【あらすじ】 1993年、かつて兄弟同然に育つも疎遠となった天才格闘家のリュウとケン。2人の前に現れた謎の女性格闘家・春麗から“世界格闘王決定戦”の招待状が手渡され、彼らは世界最強の猛者たちが集う過酷なトーナメントへと身を投じていく… 劇場版としては3度目の実写化となる今作。個人的にはこれまでの実写化作品も大好きなのですが、ただ、明確な成功を収められた実写化ってこれまでなかったと思うんですよね。 ゆえに、ビジュアルがかなり原作に忠実な今作に「3度目の正直」的な期待を寄せていた人も多いと思うんですよね。 ただ、蓋を開ければ興行・批評ともにかなり微妙でして、評価はかなり賛否両論。興行的にも大爆死とまでは行かないかもしれませんが、成功とは程遠い結果になってしまったかなと。 ひとまず今作、一般的なアクション映画としては、頭を空っぽにして見る系のB級作品として見るのであれば普通に楽しめるんじゃないかと。 内容云々を求めるとちょっと微妙かもしれませんが、とはいえゲーム原作ゆえ視覚効果は派手ですし、アクションシーンも豊富ですし。 ポップコーンムービーとしては一見の価値ありな作品なんじゃないかと。 というのがある程度フラットな目線で見た評価でして、とはいえ原作はあの伝説の格闘ゲーム『ストリートファイター2』なので、ファンであればあるほど冷静に見ることはできないと思うんですよね。 今作、パッと見のビジュアルはかなり原作に忠実ながら、『ストリートファイター2』から『ストリートファイターZERO』くらいまでのキャラや設定を詰め込んでいるので、削られていたり改変されていたりする部分がかなりあるんですよね。 以前の実写化が原作とはかけ離れていたので、今度は原作に忠実に実写化しようと思うも、設定を詰め込みすぎゆえに改変を余儀なくされ、結果的に原作とはかけ離れた本末転倒な作品になってしまった。という意味では、同じくカプコン製のゲームを原作とした『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーン...

太陽を盗んだ男

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どうも、松本13です。今回は、『太陽を盗んだ男』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『太陽を盗んだ男』は、1979年10月6日に公開された日本映画。主演は沢田研二。 【あらすじ】 無気力な中学の理科教師・城戸は、バスジャック事件で自らを挺身して生徒を救った山下警部の姿に強い影響を受ける。その後、城戸は原発からプルトニウムを奪い、自室で密かに自家製原子爆弾を作り上げていく… この映画は、名作邦画ランキングには必ず上位に食い込んでくる作品にもかかわらず、ソフト化などの問題で長らくカルト映画扱いだったこともあり、いにしえのとっつきづらい名作みたいなイメージを持ってしまう人もいるかと思います。 ただこの映画、普通にアクション映画として直球で楽しめる作品だったりします。 本当にめちゃくちゃ面白いんですよね。 1970年代の2時間半の長尺映画にも関わらず、長さや退屈は一切感じない、体感では本当に90分ぐらい。 日本映画史に及ぼした影響とか、そういう教科書とか資料的価値とか抜きに、手放しで、めちゃくちゃ面白いから見てと、令和の今、全方位におすすめできるような映画って実際なかなかないと思うんですよね。 それくらいに素晴らしく面白い作品。 痛快なアクション映画や、中学教師が原爆を自作するというB級映画的要素もありながら、ゴリゴリの反核映画という側面もあったり。 監督自身が胎内被爆者ということもあり、そういう立場だからこそここまでゴリゴリに攻めた内容の映画を作れたという面もあるんじゃないかと。 そういうゴリゴリな部分は何も映画の内容だけではなく、国会議事堂内を無許可で撮影したり、首都高を勝手に止めてカーチェイスを撮影したりと、令和の今なら制作中止どころか制作会社がぶっ潰れるようなこと片っ端からやっているような作品でして。 実際逮捕者も何人も出ている模様。 そういう部分の見応えや迫力も多々あったりするかと思います。 令和の今では絶対に作れる作品ではないので。 結構な確率で人が死ぬ高さからの飛び降りだったり(スタントマンは無事骨折)、主演女優を普通に健康被害が出るレベルに汚染されまくった東京湾に投げ捨てたりと、本当に逸話には事欠かない作品。 それに加えて、主演の沢田研二や菅原分太、池上季実子などの昭和の大スターの全盛期中の全盛期な極まりまくった魅力についてもかなりの...

宇宙大怪獣ギララ

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  どうも、松本13です。今回は『宇宙大怪獣ギララ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『宇宙大怪獣ギララ』は、1967年に公開された日本の特撮映画。製作・配給は松竹。 【あらすじ】 月ロケット「アストロDF-100号」で月面基地に向かった一向は、正体不明の飛行物体と遭遇。採取した謎の付着物を地球へ持ち帰るのだが、それが巨大化し宇宙大怪獣ギララが出現してしまう… 東宝がゴジラを製作して大ヒット。続いて大映がガメラを製作しこれまた大ヒット。 それに続けと、日活が製作したのが『大怪獣ガッパ』であり、松竹が製作したのが今作。 ゴジラとガメラはともかく、ガッパやギララという名前は、よほどの怪獣好きか特撮好きでない限りは知らないであろう昨今。 その時点で十分に察せられるかとは思いますが、ただ今作のような黎明期に各社が参入してあれこれ試行錯誤していた頃ならではの魅力というものはあると思うんですよね。 いにしえのレトロゲーム、勝ち負けの決したハードみたいな魅力というか何と言うか。 そういう目線で見るなら、この作品、めちゃくちゃ楽しめると思うんですよね。 間違ってもファミコンやプレステを見るような目線で見てはいけませんが。 ただ、ぴゅう太やPC-FX感覚なのであれば、十分見るに値する作品なんじゃないかと。 この作品、オープニングテーマが怪獣映画らしからぬ軽快さ。しかも、そのテーマが作中でもことあるごとに流れるんですよね。 そんな軽快さでもって、テンポサクサクの怪獣映画となるかと言ったら、全然そんなことはなく、肝心の怪獣が全然出てこないんですよね。 怪獣を見る気満々で見ると、本当にこの映画の怪獣登場までの長さ、結構きついんじゃないかと。 探査船のドラマをためてためて、ようやくギララが登場して大暴れ。 しかし、なんとなく見た目と鳴き声が合っていなかったり、特撮面もお世辞にも素晴らしいとは言い難かったり、ツッコミどころ満載ではあったりするのですが。 ただ、飛び道具的な昭和のB級特撮くらいで見るのであれば、そのような部分もある種の魅力となるんじゃないかと。 登場怪獣のギララもかなり好みの分かれるルックス。ただ、個人的には一周二周回って結構好きだったりします。 とにかく、既存の怪獣とかぶらせてなるものかと奇をてらいまくった造形が、何ともいい味を出していると思うん...

ドリーム・シナリオ

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どうも、松本13です。今回は、『ドリーム・シナリオ』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ドリーム・シナリオ』は、2023年のアメリカ合衆国のコメディ・ドラマ映画。主演はニコラス・ケイジ。 【あらすじ】 平凡な大学教授ポールはある日、見知らぬ大勢の人々の「夢」の中に理由もなく登場していることが発覚する。ただ佇むだけの彼を巡る現象はSNSで大反響を呼び、一躍時代の寵児となる。しかし絶頂期も束の間、夢の中の彼が暴走を始める… この映画、A24配給、アリ・アスター製作、ニコラス・ケイジ主演ということで、もうめちゃくちゃに面白そうなのですが。 その部分の期待は控えめにして見た方が楽しめる作品かと思います。 上述のキャストやスタッフにしても、ビジュアルやあらすじにしても、もはや名作の匂いしかしないのですが。 内容としてはそこまでではないかなと。 これまでニコラス・ケイジが数多く出演してきた小規模映画の中の一作くらいの感覚で見るのであれば、良作の範囲には収まる作品かと。 ハゲ散らかしたニコラス・ケイジの素晴らしい演技だけでも、一見の価値はあるかと思いますし。 A24配給でアリ・アスター関連作品、実力派俳優がハゲ散らかしたおっさんを演じるシュールな世界観の作品ということで、今作に『ボーはおそれている』くらいの期待をしてしまう人も多いかと思うのですが。 今作には良くも悪くも、そのような見るものを極致へと誘うような強烈さはありません。 ただ、その部分は逆に言うと、ちょっとした見やすさにもつながると思うんですよね。 地獄のような過去のアリ・アスター作品に比べたら、だいぶマイルドです。 決して難解過ぎるということもありませんし。 とにかくマニアックな方面への過剰な期待をしてしまいがちな作品ですが、その部分さえある程度控えめならば、数あるニコラス・ケイジ映画のうちの一作としては、一度は見ておいても損はない作品なんじゃないかと。 個人的には、ニコラス・ケイジ主演作品には細かな当たり外れがあることと、アリ・アスターが監督ではなくあくまで製作という部分で、そこまで過剰な期待をしないようにしていたので、とても楽しめた作品でした。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

クジラに落ちた男

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どうも、松本13です。今回は、『クジラに落ちた男』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『クジラに落ちた男』は、2026年のアメリカのサバイバル・スリラー映画。主演はオースティン・エイブラムス。 【あらすじ】 亡き父の遺骨を探すため一人で海へ潜った17歳の青年ジェイ。彼はダイオウイカを捕食しようとする巨大なマッコウクジラに遭遇し、そのまま丸呑みにされてしまう。極限状態の中、彼は父の教えを頼りに脱出を目指す… 大ヒットしたザック・クレッカー版『バイオハザード』では、ゾンビが大量発生中のラクーンシティに丸腰でぶち込まれる哀れな一般人を演じたオースティン・エイブラムスが、今度は生きたままクジラに丸呑みにされるという、もはやその時点で勝ち確定かと思うのですが。 実際に見てみると、この映画、めちゃくちゃ面白いんですよね。 『バイオハザード』で本当に散々な目にあったオースティン・エイブラムスですが、何が素晴らしかったって、何かしらの脅威に遭遇した際のリアクションが本当に素晴らしかったと思うんですよね。 そして今作も、『バイオハザード』に負けず劣らずの素晴らしいリアクションの数々。 オースティン・エイブラムスをゴリゴリに追い詰めれば名作が誕生するという勝利の方程式が、今作でもって完成してしまったんじゃないかと。 生きたままクジラに丸呑みにされるという、その時点で相当に地獄なのですが、クジラの体内もこれまた地獄の地獄でして。 丸呑みにされた大王イカがいたり、長居すると死亡な胃酸ゾーンがあったり、相手は超巨大なクジラゆえ、ちょっとした内臓の収縮に巻き込まれるだけでもプレス器に巻き込まれるぐらいの衝撃があるので骨は折れるし、下手すりゃそこでも死んでしまうしと、本当に散々な目に遭うのですが。 そんな主人公が過去の父親とのやり取りの記憶から生存の鍵を探し出すという、その部分はちょっと『スラムドッグ$ミリオネア』みを感じるような面白さもあったりするんですよね。 ちなみに、そんな海を愛する頑固親父を演じるのはジョシュ・ブローリン。 ほんとこの手のクソ親父を演じさせたらジョシュ・ブローリンってピカイチだと思うんですよね。 とはいえ、ただの頑固親父ではないという部分のジョシュ・ブローリンの演技がこれまた素晴らしくてですね。 主演のオースティン・エイブラムスにしても、助演のジョシ...

マチェーテ

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どうも、松本13です。今回は『マチェーテ』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『マチェーテ』は、2010年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。出演はダニー・トレホ、ロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガールなど。 【あらすじ】 メキシコの連邦捜査官コードネーム:マチェーテは、なた(マチェーテ)を愛用して犯罪者を狩る凄腕の男だった。だが、その強い正義感ゆえに麻薬王トーレスと衝突し、妻娘を惨殺される。それから3年後、マチェーテはアメリカ合衆国テキサスで不法移民の日雇い労働者をしていた。ある日、マチェーテはブースという男から不法移民嫌いで知られるマクラフリン議員の暗殺を依頼される… この映画、個人的にめちゃくちゃ好きな映画です。 大味アクションやB級映画としては、もう本当にこれ以上はないくらいの作品。 その手の映画としては、おそらく一番好きな映画かもしれません。 とにかく、その手のちょっと偏った方面のジャンルの映画と言うと、一番最初に頭に浮かぶのがこの作品だったりします。 監督は、数々のちょっと偏った感じの、それでも大衆性を失わない範囲にバランスの取れた名作を手掛けてきたロバート・ロドリゲス。 主演は、90年代のアクション映画で必ず一度は悪役で見かけたことがあるであろう名優ダニー・トレホ。 もはやその時点で勝ち確定なのですが、さらにスティーブン・セガールやロバート・デ・ニーロなど、キャストは超がつくほど豪華。 しかも、作品としてもめちゃくちゃ面白いんですよね。 あくまで個人的な感覚ではありますが、90年代のアクション洋画の最終到達点って、もしかしたらここなんじゃないかと思っていたりもします。 とにかく、シュワちゃん、スタローンなどの筋肉映画や『ニューヨーク1997』や『コン・エアー』など、その辺りが好きな人にとっては、間違いなく見ておいて損はない映画だと思います。 この映画、厳密に言うとB級映画ではないと思うのですが。 監督にしてもキャストにしても超S級が揃っていますし。 そんな超一流のメンツが一周二周回って面白いみたいな斜に構えた悪ふざけではなく、ド直球の本気で作ったのが今作。 個人的にはめちゃくちゃおすすめです。 本当に、それ以上の映画も作れるメンツがあえて作ったB級映画みたいなジャンルにおいて、この映画を超える作品っていまだにない...

ハート・オブ・ビースト

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どうも、松本13です。 今回は『ハート・オブ・ビースト』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ハート・オブ・ビースト』は、2026年のアメリカのサバイバル・スリラー映画。監督はデヴィッド・エアー、主演はブラッド・ピット。 【あらすじ】 退役軍人のジェームズ・ベルモントと、生死を共にしてきた相棒である元軍用偵察犬で義足のオーディン。ある時、アラスカ上空を飛行中の機内でジェームズが心臓発作を起こし、機体は人間を寄せ付けない「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれるアラスカの広大で過酷な奥地に不時着してしまう… ブラピと犬が人里離れた山奥で生き残りをかけたサバイバルを行うという今作、めちゃくちゃ良かったです。 そもそもビジュアル自体に名作臭がにじみ出ていまして、しかも「犬映画」ということで、この映画を見る人って感動する気満々で見るかと思うのですが。 ただ個人的には、ヒューマンドラマや犬映画には、そこまで強烈に食指が動く方じゃないんですよね。ブラピ主演ということで、必然的に期待値も上がってしまいますし。 『セブン』から『12モンキーズ』、『ファイト・クラブ』に至るまで、ブラッド・ピットって私の映画の初期衝動のど真ん中にいる俳優だったりするんですよね。ゆえに評価も必然的に辛口になってしまうのですが、ただそんな私から見ても今作、めちゃくちゃ良かったです。 『セブン』で初期衝動を覚え、タランティーノ映画では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がベストに来るくらい偏った趣味を持っている私のような人間にもぶっ刺さるような、とても素晴らしい映画でした。 今作の監督はデヴィッド・エアー。以前、同じくブラッド・ピット主演で制作された監督作『フューリー』のポスターに「ブラピ史上最高傑作」とデカデカと書かれていて、個人的にはめちゃくちゃカチンときた記憶があるんですよね。『フューリー』も決して悪い作品ではなかったものの、ただ名作揃いなブラピ主演作品の中で問答無用でナンバーワンの作品と言えるかと言ったら全然そうではないわけでして。ましてやそれを押し付けがましくポスターにデカデカと書くなんて、めちゃくちゃセンスないなと思ったのですが。 ただ今作に関しては、「ブラピ最高傑作」と言われてもカチンとは来ないと思うんですよね。人によっては今作が最高傑作と言われてもめ...

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

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どうも、松本13です。今回は『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、2021年のアクション・ホラー映画。カプコンのゲームシリーズ『バイオハザード』の第1作目と第2作目のストーリーを基とした作品となる。 【あらすじ】 1998年、製薬会社アンブレラ社の撤退で廃れゆくラクーンシティ。幼少期に孤児院で不可解な体験をしたクレアは、街で不穏な異変が起きていると察知し、警察官の兄クリスに警告するため数年ぶりに帰郷する… 人気ゲームであり、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演でシリーズ映画化もされた『バイオハザード』のリブート作品となる今作。興行面ではともかく、批評的には惨敗と言っても過言ではないくらいの作品かと思うのですが、個人的には結構好きだったりします。 「バイオハザード」って、おそらくゲームよりもミラ・ジョヴォヴィッチ版映画の方が有名かと思うのですが、ただあの映画って完全にミラ・ジョヴォヴィッチと夫であるポール・W・S・アンダーソン監督の映画であり、「バイオハザード」かと言ったらちょっと微妙なところだと思うんですよね。 そんな良くも悪くもゲームとは別物となっていた『バイオハザード』を、今度はゲームに忠実に実写化しようという試みの下に制作されたのが今作でして、結果的にその試みは大失敗だったのですが。 というのも今作、『バイオハザード1』と『2』をベースとした作品なのですが、2つのゲームの登場人物とストーリーを1本の映画にまとめるゆえに、色々な改変がなされているんですよね。原作ゲームに忠実に作るはずが、尺の都合上様々な改変がなされることとなり、もはやその時点で本末転倒となってしまっているのですが。 結果的に出来上がったのは、ガワだけ寄せた何とも中途半端な作品でして、そして初期『バイオハザード』のような恐怖を再現するという試みについても、ただジャンプスケアが多いだけで、びっくりはするけど怖くはないというこれまた中途半端な出来になってしまっていまして。 ザック・クレッガー版『バイオハザード』が同様の試みにて制作され、そして何もかもが大成功しているゆえに、原作再現もうまくいっておらず、かといってミラ・ジョヴォヴィッチ版ほどの痛快さもない、何とも中途半端な立ち位置のい...

ヤマトタケル

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  まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヤマトタケル』は、1994年に公開された日本の特撮映画。主演は髙嶋政宏、沢口靖子。 【あらすじ】 大和の国に双子の王子「オオウス」と「オウス」が生まれるが、邪悪な呪術師・ツキノワが「双子は不吉」と予言したため、弟のオウスは宮中から捨てられてしまう。やがて成長したオウスは、己の過酷な運命に立ち向かおうとするのだが… この映画、超大作として期待された割には、今一つパッとしなかったといった印象です。 ただ、それは今作が当時東宝のドル箱シリーズであったゴジラに並ぶ看板を作るぞ! くらいのノリで作られたからであって、ゆえに内容も興行成績も観客の期待も相当高く、それゆえのイマイチ感だったのですが。 それを抜きに一つの特撮作品として見るのであれば、めちゃくちゃ面白いんですよね。 キャストやスタッフもゴジラオールスターズと言っても過言ではない豪華メンツ。 故に特撮面はもう文句なしに素晴らしく、怪獣映画としても十分に楽しめる内容です。 ただそれだけではなく、SF要素やちょっとした特撮ヒーローっぽいバトルシーンなどもあったり、挙句の果てにはロボットまで出てきちゃったりと、本当に平成の特撮要素全部乗せみたいな映画なんですよね。 しかも超一流のスタッフが大金かけて作っているだけあって、クオリティもかなりのもの。 特撮映画として本当に見どころしかないと思うんですよね。 ただ、構成要素が多岐にわたるゆえ、じゃあこの映画は何の映画なのかと言うと、ちょっと即答できなかったりする部分はあるんですよね。 盛りだくさんな内容ゆえ、一つ一つの要素がちょっと薄くなってしまっているというか。 この映画、公開当時のプロモーションも、見た当時の子供たちの期待も、明らかに怪獣映画に偏っていたと思うんですよね。 この映画、普通に見たら怪獣映画としても十分に成立するレベルかとは思うのですが、ただゴジラレベルを期待してしまうとさすがにちょっと弱いかなと。 今作の主人公はあくまでも怪獣ではなくヤマトタケルなので、その部分の期待と実際の内容のミスマッチによる肩透かしというのは大いにあったんじゃないかと。 何というか、もうちょっと主人公に派手さが欲しいんですよね。ヤマトタケルとはいえ、日本神話をよく知らない子供から見たら単なるロン毛のおっさんですし。 様々な要素が含まれ...

ゴジラ2000 ミレニアム

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どうも、松本です。今回は、『ゴジラ2000 ミレニアム』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ゴジラ2000 ミレニアム』は、1999年に公開された日本の特撮映画。ゴジラシリーズの第23作。 【あらすじ】 北海道・根室に突如ゴジラが現れ街を破壊。それを機に、ゴジラを追う「ゴジラ予知ネットワーク」の篠田と、対ゴジラ組織「CCI」の片桐らがそれぞれの思惑で動き出す。さらに鹿島灘の海底から謎の巨大な岩塊が発見され、不気味な物語が幕を開ける… この作品は、ゴジラ作品としては誰もが認める名作ではないかと思いますが。ミレニアムシリーズの第1作として封切られたものの、興行成績は振るわず、評価もいまいち。 ただこの作品、どのような評価を下している人でも、ゴジラの造形が素晴らしいという点は共通していると思うんですよね。 その点は本当にもう素晴らしすぎる作品でして、実際今作のゴジラ、『シン・ゴジラ』や『ゴジラ -1.0』などのとんでもない化け物が出た今となっても、歴代ゴジラ屈指の人気を誇っていると思うのですが。 そんな造形の素晴らしさはあるものの、他の部分についてはちょっと弱いというか、ツッコミどころ満載というか、そのような作品でして。 主要登場人物の大半はおっさんで敵は石という、なんとも香ばしい組み合わせ。 評価が分かれてしまうのも仕方がない部分はあるのですが。 ただ、上述の造形を含め、この映画ならではの素晴らしい部分も多々ありまして。 シリーズ第1作となると、とりあえず冒頭で漁船が襲われてみたいな、ゴジラが姿を現すまでにちょっと時間がかかったりするのですが。 この作品は、冒頭からめちゃくちゃゴジラが出てくるんですよね。 そして、ラストについても、海へ帰っていくゴジラを眺めながら、主要登場人物一同が横並びで核や戦争、人類の愚かさなどを語るみたいな、そのような定番とは少し違う、他の作品にはなかなかないような終わり方なんですよね。 個人的にはこの作品の終わり方、めちゃくちゃ好きだったりします。 CGについては、今の感覚で見るとかなり厳しいと言わざるを得ないのですが、ただ、この時代の邦画のCGってこんなもんだったんじゃないかと。 今作のCG、当時としても決して褒められたクオリティではなかったものの、ただ当時って、ハリウッド映画に比べると、邦画のCGって予算的にも技術...

ニューヨーク1997

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  どうも、松本13です。今回は『ニューヨーク1997』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ニューヨーク1997』は、1981年のアメリカ映画。監督はジョン・カーペンター、主演はカート・ラッセル。 【あらすじ】 1997年、深刻な治安悪化に伴いマンハッタン島全体が巨大な超高セキュリティ監獄へと改変され、看守すらいない無法地帯と化したニューヨーク。ある夜、アメリカ大統領を乗せた専用機がテロリストにハイジャックされ、その監獄の真っ只中に墜落してしまう。そこで警察本部長は、連邦準備銀行を襲撃して逮捕されたばかりの元特殊部隊員で凄腕のアウトロー、スネーク・プリスキンに救出任務を打診する… この映画、B級映画やカルト映画など呼び名は様々ですが、とにかく名作と名高い作品。 とはいえ、ただ賞賛が多い、映画を語るならとりあえずここは褒めとかないと…みたいなクラシック映画ではなく、かなり温度感の高いファンが世界中にいる作品でもあると思うんですよね。 レトロフューチャーのディストピア、眼帯、でかい銃、爆発と適度な筋肉、治安の終わった街とヒャッハーな住人たち。 ストーリーの主軸は凄腕のアウトローが無法地帯に潜入ミッションを行うという、中学2年生が大好きなものを片っ端から詰め込んだみたいな映画なんですね。 実際、中二病みたいなその手のジャンルにおいて、この映画、もしくはこの映画を源流とした影響というのは、決して小さくはないと思うんですよね。 まあとにかくそんな胸熱極まるストーリーと世界観の中で、カート・ラッセルが大活躍。 カート・ラッセル演じるスネークがこれまたとんでもなくかっこいいんですよね。 『メタルギアソリッド』の元ネタになったことでも有名かと思いますが。 とにかくスネークのかっこよさが圧倒的でして。 この映画におけるスネークというキャラクターって、この時代のカート・ラッセルだから成立したって部分もあると思うんですよね。 本当にそれくらいに素晴らしいアウトロー具合でして。 この映画を見たら眼帯にノースリーブと言ったらスネークを思い浮かべてしまうこと請け合いです。 そんなキャラクター的魅力だけではなく、映画としてもしっかりと面白い作品なので、一度は見ておいても損はないかと思います。 いにしえのカルト映画というのはそれなりの予備知識やスタンスがないと楽し...

アベンジャーズ/エンドゲーム

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どうも、松本13です。 今回は『アベンジャーズ/エンドゲーム』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2019年のアメリカのスーパーヒーロー映画。MCUの22作目であり、フェーズ3の完結編となる。 【あらすじ】 サノスによる虐殺で全宇宙の生命の半数が消滅してから22日後。傷心のヒーローたちは逆転の手がかりを求めてサノスを急襲するが、インフィニティ・ストーンは全滅させられており、絶望に突き落とされる。それから5年後… 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開が迫り、再上映なども行われている今作。 『エンドゲーム』がそうやってトピックとなるたびに絶賛の声は多々あるものの、「ポリコレ要素が寒い」などなど、作風や一部演出などに対する微妙な評価も結構出てきたりするのですが。 確かに今作、冷静に見たらちょっと微妙な部分はあると思うんですよね。個人的にも『エンドゲーム』のその手のシーンって、冷静に見たら決していい印象を持たなかったでしょうし。 ただ、当時MCUをリアルタイムで追いかけていた人で、今作を冷静に見れた人ってあまりいないと思うんですよね。 前作『インフィニティ・ウォー』のラストで、それこそ映画史に残ると言っても決して過言ではない衝撃のラストという不意打ちで全世界を地獄の地獄に叩き落とし、しかも『エンドゲーム』公開までの1年余りを放置プレイという超絶鬼畜行為を行っておりまして、リアルタイム勢の心は本当にボッコボコだったと思うんですよね。 そこからの『エンドゲーム』となると、もはや冷静になんて見ていられないわけでして。 通常だったらちょっと微妙に思ってしまうような『エンドゲーム』のお祭りノリとかポリコレノリとかそういうのも、全然許せちゃうんですよね。まあ、それくらいに『インフィニティ・ウォー』という作品が地獄だったということなのですが。 言ってしまえば『エンドゲーム』って、史上最高の「感動ポルノ」であったと思うんですよね。そして、おそらく史上最大レベルに機能した感動ポルノであったと思うのですが、そもそも前作が『インフィニティ・ウォー』という地獄。それに加えて、そもそものプロジェクト始動からの助走に10年以上かけているのですから、ちょっとやそっとの浅知恵での感動ポルノというわけでもないですしね。 故に、ちょっとやそっとアレ...

バイオハザード(2026)

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どうも、松本13です。今回は、『バイオハザード』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『バイオハザード』は、カプコンの同名ゲームを原作とした2026年公開のホラー映画。監督はザック・クレッガー。 【あらすじ】 医療品配達員のブライアンは、猛吹雪の夜、ラクーンシティ総合病院へ荷物を運ぶ途中で女性を車ではねてしまう。それをきっかけとして、彼は恐ろしい悪夢のアウトブレイクに巻き込まれていく… 『​バーバリアン』や『ウェポンズ』の監督であるザック・クレッカー監督作品である今作。 ​これまでの監督作品の全てが超がつくほどの傑作である、外れのない監督なだけに、彼がバイオハザードを再リブートという時点で、もはや勝ち確定だと思うんですよね。 ​そんななみなみならぬ期待値でもって鑑賞に臨んだ今作なのですが、まあ面白いこと面白いこと。監督の前2作に負けず劣らずの大傑作でした。 ​今作以前の実写化作品とは違い、登場するのは銃の扱い方も知らない全くの一般人なんですよね。 ​今回は、そんな一般人がバイオハザードの世界に放り込まれたらどうなるか、というコンセプトの作品でして。 ​バイオハザードシリーズって、ゲームにしても映画にしても回数を重ねるたびにゾンビというものの存在やスプラッター描写などにこちらも慣れていき、恐怖というものはそこまで感じなくなっていったかと思うのですが。 ​もちろん、それまでニッチなジャンルであったそれらを一般的なものにしたという部分の功績は計り知れませんが。 ​とにもかくにも、近年はバイオハザードってホラーというよりはアクション要素が強かったと思うのですが、今作は監督曰く初期の怖かった頃のバイオハザードを意識しているということでして。 ​本当にあの頃の怖いバイオハザードの世界観がめちゃくちゃうまいこと表現できていると思うんですよね。 ​本当、リアルタイムで1作目のバイオハザードをやった時ってめちゃくちゃ怖かったですからね。テンパって銃も打てず、ひたすら壁に向かって走っていた記憶があります。 ​ちなみに今作、踏襲しているのはバイオハザードの基本設定と世界観だけなので、今作ならではのオリジナル要素や新鮮さというのもかなり味わえるかと思います。 ​まあその部分が素晴らしいのなんの、もう目も当てられないような地獄絵図でして。 ​そしてそんな地獄に放り込まれた...

オークストリートの異変

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どうも、松本13です。今回は『オークストリートの異変』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『オークストリートの異変』は、2026年のアメリカ合衆国のSF・サバイバル映画。主演はアン・ハサウェイ。 【あらすじ】 閑静なオークストリートで暮らすデニース(アン・ハサウェイ)たち。謎の現象で街が外界から孤立した直後、周囲が太古のジャングルへと変貌し恐竜が襲来。平和な日常が一変し、家族の命懸けの生き残りが始まる… アメリカの平穏な住宅街が突如、恐竜時代にタイムスリップしてしまうという、もはやそのストーリーの時点で勝ち確定なこの映画なのですが、 それに加えて出演はアン・ハサウェイとユアン・マクレガーという、これ彼らの全盛期直撃世代からすると優勝確定な組み合わせかと思うのですが。 どちらもレジェンド級の名作に多数出演しており、ただ娯楽要素強めな大作だと意外と爆死しちゃったりみたいな振れ幅も味の一つかと思うのですが。 そんでもって実際の内容はと言うと、めちゃくちゃ面白いんですよね。 そもそも、住宅街が恐竜時代にタイムスリップという時点で相当な力技でして、それが成り立つ時点で大抵のことは許容できてしまうわけでして。 さすがに『ジュラシック・パーク』レベルとは行かないまでも、恐竜映画としてもかなり見ごたえがあります。 登場恐竜も初代ジュラシック・パークのようなタイプではなく、近年主流となっている羽毛恐竜タイプなどがメインでして、そのような現代風恐竜映画としての見応えもかなりあるんじゃないかと。 足もそこまで超高速というほど速くはなく、逃げようと思えば何とか逃げられたり、もちろんかなりの脅威レベルではあるものの、とはいえ生還が絶対不可能な怪獣レベルではないみたいな、そのあたりの塩梅もかなり良い感じでして。 設定自体は相当な力技であるものの、作品内のロジックは非常によくできており、基本的には1つの家族を舞台としたこじんまりとした話なのですが、その部分の人間ドラマも意外と秀逸でして。 単なる大味な恐竜映画以上の魅力も多々あったりするので、一周回ったB級映画などではなく、今作は直球な娯楽大作方面の作品としての見応えもかなりあるんじゃないかと。 とにかく「恐竜」というとっつきやすさに加え、「タイムトラベル」という飛び道具、かつストーリーもめちゃくちゃ良くできている作品なんで...

処刑ライダー

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どうも、松本13です。 今回は、映画『処刑ライダー』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『処刑ライダー』は、1986年製作のアメリカのカーアクション、サスペンス映画。主演はチャーリー・シーン。 【あらすじ】 アリゾナの町で、悪質な暴走族グループに車を奪われ惨殺された一人の青年。それから時が経ち、謎の漆黒のターボ車を駆る怪人物が現れる。彼は狂気のデスレースを仕掛け、残虐なならず者たちへ復讐を開始する… ならず者に惨殺された主人公が復讐のために蘇ってなんやかんやな今作、めちゃくちゃ面白かったです。 とはいえ、普通の映画感覚で見ると、ちょっと肩透かしを食らうかもしれません。 ですが、80年代の古き良きB級映画として見るなら、かなり楽しめる作品なんじゃないかと思います。 勧善懲悪な復讐劇、ひねりのないど直球なロックのBGM、ヒャッハーなチンピラ、適度なエロとバイオレンスと爆発。 これぞB級映画のお手本のような作品だったりします。 ストーリーについては、相当大味。 というか、めちゃくちゃ意味ありげに見せていたのに、詳細が一切語られずに終わり、みたいな部分も多々あり、明らかに脚本に難がある部分もあるのですが、その部分の適当さも含め、良くも悪くもB級映画しているかなと。 そんな適当な作りのB級映画を買い付けてきて、処刑ライダーというちょっと他の作品と混同してしまいそうな、しかしめちゃくちゃ適当な邦題をつけてしまうところも、これまた古き良きB級映画といった感じです。 そもそも、タイトルが処刑ライダーにもかかわらず、肝心のライダーは車に乗っているという時点で、もう相当にツッコミどころは満載なのですが。 ただ、内容的にはスカスカながらも、ラストまではしっかり走りきる勢いだけはあるんですよね。 勢いだけしかないとも言えるかもしれませんが。 とにもかくにも、そういうものだと思って見れば、笑いどころもツッコミどころも豊富な、めちゃくちゃ楽しめる作品。 ニコニコ動画向きというのが、個人的にはこの映画の最も適切な表現かなと。 若かりし頃のチャーリー・シーンと、『ツイン・ピークス』などで有名なシェリリン・フェンなど、キャスト的な見どころも多々あるので、B級映画として見るのであれば、かなりの良作なんじゃないかと思います。 というわけで、今回はこの辺で。 最後までお付き合いい...

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