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ヤング・マスター/師弟出馬

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どうも、松本13です。今回は『ヤング・マスター/師弟出馬』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヤング・マスター/師弟出馬』は、1980年に製作された、ジャッキー・チェン監督・主演の香港映画。折り合いが悪かったロー・ウェイプロダクションから強行移籍したジャッキー・チェンの、ゴールデン・ハーベスト社における第1回監督・主演作品。 【あらすじ】 捨て子だったタイガーとチェンは正風道場のカン先生に拾われ、功夫を学びつつ今やりっぱな若者に成長していた。そんなある日、カン先生のかねてからの厳しい修行に嫌気がさしていたタイガーが道場を追い出されてしまう。帰るに帰れないタイガーは、大悪党のキム一味の用心棒となる… ジャッキー・チェンのゴールデン・ハーベスト移籍第1作目となる今作。 ジャッキー・チェンがカンフー・スターからアクション・スターとなった第一歩がここからと言っても過言ではないでしょう。 実際、今作からすでに過去作品にはない、いろいろな要素が組み込まれています。 修行して敵討ちといった悲壮感漂うシリアスなストーリーではなく、今作はかなりコミカルな内容です。 その部分も後のジャッキー映画に通じる部分なんじゃないかと感じます。 様々なジャッキー・アクションの片鱗は見え始めてはいるものの、ただ後のドタバタ喜劇&決死のスタントのようなアクション要素はだいぶ控えめです。 それでも肉体的にはゴリゴリの全盛期だったジャッキーの体力に物を言わせた、キレキレのアクションはかなり見ごたえがあります。 逆に、あれこれ小道具を使わない純正アクションとしては、相当に見応えがあるんじゃないかと思います。 コミカルなシーンは多々あるものの、格闘シーンに関してはあれこれ小細工のないストレートなアクションゆえ、絵面的には大分地味なのですが、じゃあ退屈かと言ったら全然そんなことはなく、特に今作のラストバウトは20分近い長尺です。 その部分もギミックなどはほとんどない荒野での戦いゆえ、絵面が結構地味なのですが、それでもめちゃくちゃ食い入って見てしまうくらいに面白いんですよね。 そういう見せ方は本当に素晴らしいと思いますし、今作ならではの魅力でもあるかと思います。 とにかく、そういう混じりっけなしなジャッキーのカンフー・アクションを楽しむのなら、この映画はめちゃくちゃおすすめです。 先述の...

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

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どうも、松本13です。今回は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』は、2021年3月8日に公開された日本のアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の四作目であり完結編。 【あらすじ】 コア化で赤く染まったパリ旧市街で、反ネルフ組織ヴィレはネルフのEVA群体から攻撃を受けながらも、アンチLシステムの起動で解放を試みる。一方、アスカに連れられたシンジは、レイと共にニアサードインパクトを生き延びた人々が集う集落まで移動し、大人になった友人たちと再会する… この作品の評価って本当に人それぞれで面白いと思うんですよね。個人的にはいい評価はもちろんのこと、悪い評価についてもかなり興味深いです。 「意味不明」とか「つまらなかった」とか、そういう感想を持てるのもある意味貴重だと思うんですよね。 私にとって、エヴァンゲリオンというのはそう単純に、面白い・つまらないだけで語れるものではないので。 なので単なる1コンテンツとしてのエヴァの評価ってめちゃくちゃ新鮮なんですよね。 エヴァンゲリオンって、もはや主語として大きなものになりすぎてしまっていると思うんですよね。 エヴァンゲリオンという現象や時代、それらがもはや人生の一部、しかもかなりの大部分、みたいな人も、私も含め結構いると思いますし。それにエヴァに限ってはこういう表現を用いるのも決して大げさではないと思うんですよね。 だからこの作品についても、「どうだった?」と聞かれても一言では言い表せなかったりするのですが。 じゃあこの映画が面白かったか?と言ったらちょっと微妙だったりします。少なくとも即答でYESではないんですよね。 個人的にもやはりこの映画は単純な、面白い・つまらないだけでは判断できないんですよね。 この映画はエヴァンゲリオン新劇場版の完結編。 私にとってこの作品はエヴァンゲリオンが終わるということのみに意味があった作品なんですよね。 うまく言語化できない部分もあるのですが、この映画は1つの作品というより、「エヴァンゲリオンの終わり」という現象の体験型アトラクションといった感覚に近いんですよね。 エヴァンゲリオンという作品は画面やスクリーンの向こうとこちらという概念が非常にあいまいなんですよね。第四の壁というやつ。 そも...

ダークナイト ライジング

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どうも、松本13です。今回は、『 ダークナイト ライジング』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ダークナイト ライジング』は、2012年のアメリカ合衆国・イギリスのスーパーヒーロー映画。『ダークナイト・トリロジー』三部作の第3作目であり完結編である。 【あらすじ】 地方検事ハービー・デントの罪を被り、バットマンがゴッサム・シティから姿を消して8年。束の間の平和を享受していた街に、鋼のような肉体をまとった巨漢のテロリスト・ベインが現れ、次々と破壊活動を繰り返す… クリストファーノーラン監督によるバットマン。いわゆるダークナイト三部作完結編であり、言わずと知れた名作。 もはや語るべくもない作品かとは思うのですが。 それでもついつい語りたくなってしまう作品だと思うんですよね。この作品は。 この作品についてのレビューは本当に色々と興味深い。 バットマンと言う作品やキャラクターにしても、クリストファー・ノーラン監督作品としても、ダークナイト三部作完結編としても、そして何より伝説的な作品である 『ダークナイト』の続編としても。 見る人によってめちゃくちゃ色々な感想があるんですよね。その部分の感想が本当に人それぞれで興味深い。 上述のような様々な側面を持つ作品なだけに、ネットの各所で結構あれこれ言われてるんですよね。 ただこの作品の本当にすごい所って、それだけあれこれ言われてるにも関わらず、なんやかんやで星3つから4つぐらいは普通に獲得している点。 この作品、あれこれ難点を指摘しつつの高評価や中評価が多いのが本当に面白いと思うんですよね。手放しで絶賛はできないけれど評価せざるを得ないみたいな。 とにかく絶賛の声一色であった前作の評価って良くも悪くも同じような評価でしたし。 あの伝説的とも言える名作、『ダークナイト』の後にこれだけの作品を作るって並大抵のことじゃないと思うんですよね。 ダークナイトって、作品として素晴らしいのはもちろんのこと、ヒース・レジャーによるジョーカー怪演という要素に加えて、作品としてめちゃくちゃ有利な立ち位置にある作品だと思うんですよね。 『バットマン ビギンズ』は序章、それなりに説明が必要な部分もあったり。 ライジングは完結編。作中で始末をつけないこといけない事も多々あったり。 その真ん中のダークナイトって一番むちゃくちゃやれる立...

エイリアン2

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どうも、松本13です。今回は『エイリアン2』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『エイリアン2』は、1986年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。監督はジェームズ・キャメロン。主演はシガニー・ウィーバー。 【あらすじ】 エイリアンに襲われたノストロモ号唯一の生存者エレン・リプリーがコールドスリープするシャトルは長年宇宙を彷徨い続けていた。後にゲッタウェイ・ステーションに回収されるも、リプリーが目を覚ました時には57年の歳月が過ぎていた… SFホラーやアクションとしてはもちろんのこと、続編映画としても名作と名高い本作。 航行中の宇宙船という逃げ場のない閉鎖空間での密室ホラー的側面もあった前作をSFアクション超大作まで昇華させた名続編。 とにかく何もかもが前作とは桁違いにバージョンアップした今作。ただし大衆性を意識したポップな作品になったかと言ったらそういうわけでもなく、むしろ絶望感もバージョンアップ。 前作は1匹しか登場しなかったエイリアンが今回は群れでやってくるんですよね。 ただよくよく見てみると実際にエイリアンが群れでやってくるシーンは全くなかったり。 あくまでも群れでやってくるように見える演出があるだけなんですよね。 にもかかわらずイメージ上は完全に群れでやってくるイメージ。そう思わせる演出って本当にすごいと思うんですよね。 同じジェームズ・キャメロン監督作品であり、同じく名続編と名高い『ターミネーター2』と記憶を混同してしまっている人もそれなりにいるかと思います。 その部分の混同ゆえ、エイリアン2って前作でひ弱だった主人公がたくましくなって帰ってくるみたいなイメージを持っている人もいたりするかと思うのですが。 それはターミネーター2の方で、リプリーは前作も別にひ弱だったというわけではないんですよね。 むしろ1からめちゃくちゃたくましい女性だったかと思います。 ただ2のリプリーは1での経験もあり、さらにたくましくなった感はあるかと思います。 ろくに武器もなかった前作に比べ、今作は銃火器もありますし、今やおなじみの火炎放射器もあったりしますし。 シガニー・ウィーバーが、世界で一番火炎放射器が似合う女となったのはこの映画からなんですよね(私調べ)。 この作品、主人公であるリプリー以外にも魅力的な登場人物が多数。 というか惑星への上陸組の兵士...

GODZILLA

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  どうも、松本13です。今回は、『GODZILLA』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『GODZILLA』は、2014年のアメリカ合衆国の怪獣映画。『モンスター・ヴァース』の1作目。監督はギャレス・エドワーズ。 【あらすじ】 1999年、フィリピンで恐竜のような謎の巨大生物の化石が発見される。同じ頃、日本の原子力発電所が突如謎の大振動に見舞われ、原子炉が暴走。放射能事故が発生する… この映画、今現在の評価はそこまで高くなかったりします。 駄作とまではいかないのですが、とはいえゴジラ映画というだけで評価が爆上がりする特撮ブーストが存在する私の中での評価はかなり低め。良作止まりといったところです。 この映画、そこまで悪い映画じゃないと思うんですよね。むしろかなりよくできた映画なんじゃないかと。 なのでこの映画を推したい人の気持ちは十分に分かります。 映画としてもゴジラ映画としても本当によくできた作品だと思うんですよね。 ただ平成VSシリーズで育った世代としてはちょっと物足りないと言うか、「コレジャナイ感」を感じてしまったりします。 全然悪くはないんですよ。むしろかなりいい。 ただコレジャナイ。 ミートソースのスパゲッティがめちゃくちゃ食べたかったのにトマトソースのパスタが出てきた感じ。 いや、これはこれで美味しいし料理としては素晴らしいのだけれど、ただコレジャナイ。本当に食べたいのはコレジャナイ。 黄色いスパゲッティに甘ったるいミートソースと粉チーズとタバスコをたっぷりとぶっかけて食べたい。 アルデンテ?乳化?ナニソレ?みたいな。オリーブオイル?聞いたことはあるけど…みたいなイタリア人が見たら暴動起こすレベルな世界観のスパゲッティが食べたいんです。 そんなコレジャナイ感が否めなかったのですが。 ただ公開当時はこの映画、個人的にかなりの高評価だったんですよね。 にもかかわらず時間の経過とともに評価が徐々に落ち着いていった私の中では珍しい作品だったりします。 駄作だけどまぁ1周回れば面白いよね、みたいに時間の経過とともに評価が上がっていった作品は多々あるのですが、この映画のように高評価が徐々に下がっていくというパターンは私の中で本当に稀有な例です。 この映画が公開された当時って日米にまだ他にゴジラ映画がなかったんですよね。 国産ゴジラはミ...

ターミネーター

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どうも、松本13です。今回は、『ターミネーター』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ターミネーター』は、1984年公開のアメリカのSFアクション映画。監督はジェームズ・キャメロン。 【あらすじ】 未来で繰り広げられている、人類vs機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく、1984年のロサンゼルスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込む… 言わずと知れたSFアクション映画の金字塔。 しかしながら同じくジェームズ・キャメロンが監督した『エイリアン2』と同様、2があまりにも名作すぎて、意外と知名度の低いオリジン作品だったりするかと思います。 知名度が低いというのは表現としてちょっと適切ではないかもしれませんが。 とはいえふわっとしたイメージでこの作品を覚えていたり、以前見たことはあっても、この作品を頻繁に見るという人はそこまで多くはないんじゃないかと。 実際私としてもこの作品は、ターミネーターシリーズとしてはそこまで視聴回数が多い方ではないのですが、ただ忘れた頃に見てみると他のシリーズにはない、ある種新鮮な面白さがあったりします。 ターミネーターは続編が多く作られ、原点回帰ももう何度も試みられていることだとは思いますが、その原点というか、大元の基準になるのって今作ではなく2だったりすると思うんですよね。 歴史的大傑作と言われる2以降のターミネーターには明確な成功を納めた作品は1作もなく、どこかに賛否両論がついて回ったり、穿った見方をすれば失敗続きとも言えるかと思います。 個人的にターミネーターは6までにすでに残弾を使い切ってしまった感があるように思います。 できることってもう全部やり尽くした感があると思うんですよね。 あれこれ試みるも不振。ならばとシュワちゃんを復帰させても駄目。ならばとシュワちゃんに加えてリンダ・ハミルトンとジェームズ・キャメロンも復帰。それでもだめだったのだからもう何をやってもダメなんじゃないかと。 個人的にはどの作品も好きだったりするのですが。 とはいえすでに時代が設定に追いつき、要素によっては追い越してしまっている感もあるので、しょうがない部分も多々あると思うんですよね。 個人的にターミネーターシリーズについてはそう前向きに諦めていたのですが、久しぶりに第1作である今作を見た際に...

THE MONKEY/ザ・モンキー

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どうも、松本13です。今回は『THE MONKEY/ザ・モンキー』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『THE MONKEY/ザ・モンキー』は、2025年制作のアメリカ合衆国のホラーコメディ映画。スティーヴン・キングの1980年の短編小説『猿とシンバル』を原作としている。 【あらすじ】 双子の少年ハルとビルは父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。時を同じくして、彼らの周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる… ​スティーブン・キング原作の映画って、名作は多々ありますが、ちょっと微妙な作品も多く、かなり当たり外れは激しいと思うんですよね。 ​ちなみに今作については大当たり。 めちゃくちゃ面白かったです。 ​太鼓を叩く猿のおもちゃが、太鼓を叩くたびに人が死ぬという話でして。 ​とにかくこの映画、めちゃくちゃ景気よく人が死ぬ映画なんですよね。 ​スプラッター描写などについてもかなり豪快で、めちゃくちゃ見応えはあるかと思います。 ​緻密なプロットの心理的ホラーみたいな側面は皆無ですが、血しぶき舞い散る地獄絵図みたいな方面のホラー映画が好きなのであれば、これ以上にない作品かと思います。 ​『ファイナル・ディスティネーション』とか、あっち方面の映画が好きな人であれば間違いなくこの映画はぶっ刺さるかと。 実際この映画、ちょっとしたファイナル・ディスティネーションみたいだったりしますし。 ​猿が太鼓を叩くたびに人が死ぬのですが、その死因となる即死トラップや地獄のピタゴラスイッチは、まさにファイナル・ディスティネーションのよう。 ​ただ、ファイナル・ディスティネーションに比べると、だいぶ大雑把だったりしますが。 ​そういう雑なところも含め、景気よく人が死ぬB級ホラーくらいの感覚で見るのであれば、一度は見ておいても損はない作品かと思います。 ​個人的にめちゃくちゃおすすめです。 ​ということで今回はこの辺で。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

片腕ドラゴン

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どうも、松本13です。今回は『片腕ドラゴン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『片腕ドラゴン』は1972年に公開された、香港のカンフー映画。ジミー・ウォング監督、脚本、主演。 【あらすじ】 多くの人から人格者と慕われる道場主のハン・ツイ。一方、近くに道場を持つチャオ・ラ・ルーは悪徳商売で儲けていた。そんな両道場の仲がうまくいくわけもなく、抗争は次第に激化していく… 今作、作品単体としての知名度ってそこまで高くないと思うのですが、ただタランティーノに影響を与えたカルト映画としては、かなり知名度のある作品なんじゃないかと。 実際この作品を見たことがなくても、タランティーノ関連でこの作品の名前くらいは聞いたことがある、ジャケットを見たことがある人も多いはず。 実際に見てみると、タランティーノに影響を与えたと言っても納得するくらい、本当にタランティーノ映画の劇中劇みたいな作品なんですよね。 本当にいい意味での、かつての大味なカンフー映画といったところでして、とにかくツッコミどころ満載のカルト映画としてはめちゃくちゃ楽しめます。 悪道場の師範が己の野望のために世界各国から強者を集めるのですが、だいたい全員中国人だったり。 なぜか日本人に牙が生えていたり、肌を塗っただけのインド人だったり…。 特にインド人はヨガの達人として紹介されたりしているのですが、実際の格闘は全然ヨガは関係なかったり。 ただ格闘に全く関係のないヨガを格闘というジャンルにぶち込むって、もしかしたらこの作品が初だったのかもしれません。 そう考えると、この作品がなかったら『ストリートファイター2』のダルシムも存在しなかったのでは?これが原点だったのでは?なんて考えたり。 そんなこんなで、前半はかなりツッコミどころ満載なのですが、ただこの映画、後半に差し掛かるとそのツッコミどころがかなり加速してきまして、とにかく異次元の方面へ話が進んでいくんですよね。 正直この映画、前半だけ見ると一部好事家向けのいにしえのもっさりカンフー映画かなと思ってしまいがちなのですが、後半に入ると圧倒的にぶち抜けたぶっ飛んだ展開や、もう何周かして笑えてしまうくらいの展開のオンパレードでして、そういうとんでも映画としてもめちゃくちゃ楽しめたりします。 そもそも主人公が片腕となった理由が「え?そこなの?」みたいなところ...

プロジェクトA

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どうも、松本13です。今回は、『プロジェクトA』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『プロジェクトA』は、1983年に香港で制作されたアクション映画。主演、監督、武術指導、脚本をジャッキー・チェンが務めている。 【あらすじ】 20世紀初頭、イギリス統治下の香港。海賊退治を命じられた水上警察は、任務に失敗し、ライバルの陸上警察に併合されてしまう。しかし紆余曲折の末、再度征伐作戦「プロジェクトA」決行のチャンスが訪れるのだが… 何がベストオブジャッキー映画かについては、直撃した世代とか思い出補正などによる部分も多いかと思います。 私自身、思い出補正込みでのベストオブジャッキー映画であったら『ポリスストーリー』が圧倒的ナンバーワンなのですが。 ただ個人的な要素を抜きに客観的に判断すれば、間違いなくこの映画がベストオブジャッキー映画なのではないかと思います。 そもそも、大抵のアンケートやランキングでもこの映画が1位だったりしますし、決死のスタントが売りのジャッキーアクションにおいて圧倒的に有名な時計台シーンがあったり、それ以外にもアクション満載。 椅子や自転車などの小物を使ったジャッキーアクションからチャップリンオマージュ、コメディシーン、さらにユン・ピョウ、サモ・ハンを含むゴールデントリオ出演作品ということで、もはやジャッキー映画における魅力のすべてが詰まっていると言ってもおかしくはない内容だと思うんですよね。 しかも今作、今一つぱっとしない沿岸警備隊が解散を命じられるも、再結集して海賊退治するという胸アツ展開などもありまして、しかし、海賊退治と言っても船が一隻もない、じゃあどうするの?みたいな、そういうストーリー面もかなり面白いと思うんですよね。 ラスボスである海賊もかなりいいキャラしていまして、強さについてもジャッキー映画最強クラス。 とにかく本当に見どころしかない映画なんですよね。 この映画、時計台アクションだけが売りの作品というわけではなく、時計台シーンについてもクライマックスというわけではなく、作中のちょっとしたシーンだったりしますし、それ以外にも「こんな落ち方したら死ぬでしょ?」みたいなシーンがめちゃくちゃあるんですよね。 本当にこの時代のジャッキー映画って人が落ちる高さに関する感覚がイカれてるんですよね。 それと今作、ジャッキー、サモ...

ニューヨーク東8番街の奇跡

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どうも、松本13です。今回は、『ニューヨーク東8番街の奇跡』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】。 『ニューヨーク東8番街の奇跡』は、1987年のアメリカ合衆国のSF映画。監督はマシュー・ロビンス。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。 【あらすじ】 古いビルが立ち並ぶイーストサイド東8番街。その中でも最も古いオンボロアパートにまだ何人かの住人が住んでいた。そんなある日、立ち退きを迫られる彼らのもとに、予期せぬ来訪者が訪れる… この映画、めちゃくちゃ好きな映画です。 個人的にスピルバーグ映画のSFファンタジーと言ったら、『未知との遭遇』でも『E・T』でもなく、この映画が一番好きだったりします。 スピルバーグ監督作品ではないものの、スピルバーグ映画でSFファンタジーといったら未だに今作なイメージです。 見方によってはこの映画、SF方面にしてもファンタジー方面にしてもちょっと甘い部分はあったりするかと思うのですが。 個人的にはむしろその甘い部分がちょうど良かったりします。 本当にこの映画の大味さってめちゃくちゃ心地いいんですよね。だから何回も見てしまうのですよね。 今や宇宙からやってきた機械生命体と言ったら間違いなく『トランスフォーマー』が一番有名かと思うのですが。 私はそれより前に今作のミニUFOが思い浮かんでしまう少数派だったりします。 このUFOたちがまためちゃくちゃ魅力的なキャラクターなんですよね。 メカニカルなガチャガチャ感はありつつも、めちゃくちゃ可愛いんですよね。 そんなUFOたちと対峙する人類側の登場人物もこれまた味わい深いキャラクターが揃っていまして、その部分の兼ね合いも個人的にとても好きなところだったりします。 この映画、当時を知る人にとってはそこまでマイナーではないかもしれませんが、ただ公開から時間が経った今となっては、SFファンタジーとしてもスピルバーグ映画としても意外と隠れがちなところかとは思うので、個人的にはめちゃくちゃ推していきたいです。 良くも悪くもこういうちょうどいい感じのSFファンタジーやスピルバーグ映画って今はあまりないかと思いますし。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

男たちの挽歌 II

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どうも、松本13です。今回は『男たちの挽歌 II』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『男たちの挽歌II』は、前作『男たちの挽歌』の大ヒットを受けて1987年に制作された香港映画。監督はジョン・ウー。出演はティ・ロン、チョウ・ユンファ、レスリー・チャンなど。 【あらすじ】 相棒マークを失い刑務所に服役中のホーは、偽札製造組織の摘発に協力するよう香港警察から頼まれる。刑事である弟キットが潜入捜査に関わっていると知ったホーは依頼を引き受け、元ボスのルンに接触するのだが… 男たちの挽歌ってストーリー的には1で終わっておくのが完璧だと思うんですよね。 ただ、実際に1を見てみると、多少無理やりでも、ストーリー的に蛇足でもいいから続編が見たい。そう思わせてしまうくらいにチョウ・ユンファが魅力的でして。 前作の展開的に再登場は絶望的に思われたチョウ・ユンファが、まさかの再登場。今作のチョウ・ユンファが、これまたとんでもなくかっこよくてですね。 その部分だけでも一見の価値はあるんじゃないかと。 とにかく今作は、絵になったりある種のネットミームになったりするような名シーンが山盛りでして、そういう意味では本当にネタの宝庫。 シリーズならではの男気あふれる胸アツドラマも多々あり、そして前作以上のドンパチシーンは必見中の必見です。 本当に、ガンアクションの歴史が変わったゼロ地点って、この映画だと思うんですよね。それくらいにもう、前作の儲けを全部火薬代にぶち込んだんじゃないかというぐらいすさまじいシーンの連続。 とにかく、現代アクションの一つの礎となったと言っても決して大げさではない作品ではあるので、一度は触れておいても損はないかと思います。 本当に名シーンしかない作品ですし、今作のチョウ・ユンファって本当に圧倒的だと思うんですよね。 静止画で見ると、まあ一昔前のアジア系俳優の優男みたいな印象くらいしか持てないかもしれませんが、動画で見ると本当に圧倒的なかっこよさ。 実際、この路線でチョウ・ユンファを超える俳優っていまだに出てきていないかと思いますし。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

フィスト・オブ・ザ・コンドル

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どうも、松本13です。今回は『フィスト・オブ・ザ・コンドル』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『フィスト・オブ・ザ・コンドル』は、2023年にチリで製作されたアクション映画。主演はマルコ・サロール。 【あらすじ】 インカ帝国の武術の達人たちにより継承されてきた必殺戦闘術コンドル拳を学んだ戦士の男。彼は自分から全てを奪った弟に復讐するために、血で血を洗う激しい戦いの世界に足を踏み入れる… この映画の評価って、主演のマルコ・サロールのアクションがどれだけ刺さるかだと思うんですよね。 チリのアクション俳優であるマルコ・サロール。彼のアクションって、かなり独特でして。 とにかく足技がめちゃくちゃ美しいんですよね。 ワイヤーを使ってないのにワイヤーアクションみたいな、アクロバティックな動きから繰り出される足技は、本当に一見の価値ありです。 ただ、アクション自体はいつものマルコ・サロールアクションでして、肝心のコンドル拳に関しては、たまに思い出したように申し訳程度にコンドルポーズをする程度で。 むしろ、コンドル拳がいつものマルコ・サロールアクションの足かせにしかなっていないみたいなツッコミどころも、何周か回ってこの作品の魅力かと思います。 ただ肝心のストーリー部分があまり面白くないんですよね。 ストーリーに関しては、良くも悪くもいにしえの雑な師匠の敵討ち系カンフー映画といったところです。 しかも前後編ゆえ、ものすごい中途半端なところで終わってしまいますし、しかも後編作られてませんし。 みたいな難点は多々あるものの、そこまで長尺な映画でもありませんし、それより何よりマルコ・サロールのアクションが素晴らしいので、その部分だけでも見る価値ありな映画だと思います。 アクション映画、特に格闘アクション方面が好きでマルコ・サロールという名前って、覚えておいて損はないと思うんですよね。 ということで今回はこの辺で。最後までまたお付き合いいただきありがとうございました。

ナイト&デイ

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どうも、松本13です。今回は『ナイト&デイ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ナイト&デイ』は、2010年のアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。監督はジェームズ・マンゴールド。主演はトム・クルーズとキャメロン・ディアス。 【あらすじ】 理想の男性との出会いを夢見ていた女は、妹の結婚式に向かう途中の機内で謎めいた男と出会う。その男はつい最近までCIAのエージェントだった。その出会いをきっかけに彼女は巨大な陰謀に巻き込まれていく… トム・クルーズと言ったら『ミッション:インポッシブル』のイメージが強い俳優かと思います。 それゆえに何を見てもイーサン・ハントに見えてしまうって結構あると思うんですよね。 それなりのアウトローや悪役を演じている作品もあったりするのですが、それを見ても無愛想なイーサン・ハントにしか見えなかったり。 そんな良くも悪くもミッション:インポッシブルなトム・クルーズが、爽やかなイーサン・ハントにしか見えない役柄を演じているのが今作でして。 本当にこの作品、言ってしまえばライトなミッション:インポッシブルみたいな作品なんですよね。 そこにちょちょいとラブコメ要素をプラスしたような。 故にミッション:インポッシブルレベルを期待すると、ちょっと物足りなかったりするのですが。 ただ回を重ねるたびにどんどん長尺で重厚なものになっていくミッション:インポッシブルにちょっと胸焼けしたあたりで見ると、むしろこの映画の軽さってめちゃくちゃ心地よかったりするんですよね。 ちなみに今作のヒロインを演じるのはキャメロン・ディアスです。 トム・クルーズって90年代ハリウッドの「かっこいい」を代表する俳優の一人かと思いますが、キャメロン・ディアスってそれこそ90年代ハリウッドの「可愛い」を代表する女優の一人だと思うんですよね。 90年代ハリウッドにおいて美人とかセクシーとかそういう路線ではなく、「可愛い」が当てはまる女優って実はあまりいないと思うのですが。 そんなキャメロン・ディアスとトム・クルーズの組み合わせというのも、ありきたりなようで実はあまりなく、見ていてめちゃくちゃ面白いんですよね。 ミッション:インポッシブルほどではないものの、とはいえ普通の映画として見ればアクションシーンもかなり見応えがありますし、ただ基本的にはコメデ...

呪呪呪/死者をあやつるもの

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どうも、松本13です。今回は、『呪呪呪/死者をあやつるもの』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『呪呪呪/死者をあやつるもの』は、2021年の韓国のアクション・ホラー映画。 【あらすじ】 ある日、死者が殺人を犯すという怪事件が発生する。その謎を追うジャーナリストのジニは、旧知の呪術師少女ソジンと共に、死体を操り殺人を繰り返す凶悪な事件の黒幕に立ち向かっていく… この映画の原作・脚本は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』や、ドラマ版『寄生獣』などのヨン・サンホ。 個人的にヨン・サンホというのは、軽すぎず、かといってガチすぎもしないくらいのちょうどいい作品作りが得意なイメージ。 今作もまさにそんな感じで、軽すぎずかと言ってガチすぎもしない、いい意味でのB級ホラーといったところ。 そういう映画として見るのであればこの映画はかなりの良作なんじゃないかと。 個人的にはとても楽しめました。 逆にガチ方面にあまり期待しすぎてしまうとちょっと残念な気持ちになってしまうかもしれません。 ちなみにこの映画はドラマ作品の劇場版らしいのですが、ドラマを見てなくても普通に楽しめるかと思います。 この映画は呪術によって死者が蘇るタイプのホラー映画。キョンシー的な側面もありますし、ゾンビ的な側面もあるのですが。 とにかくこの映画で蘇る死者はキョンシーとして見ても、ゾンビとして見てもかなりハイスペック。 見た目は完全に普通の人間と相違ないレベルに擬態可能。言動についても同様。普通にコミュニケーション可能。車の運転もできるし銃火器の使用も可能。 身体能力もめちゃくちゃ高い。肉弾戦の戦闘能力も相当に高くちょっとしたマーベルヒーローくらいはあります。 そんなハイスペックゾンビがボコボコ出てきてドンパチやり合うのでアクション映画としてもそれなりに楽しめるかと思います。 ガチホラーと見せかけてむちゃくちゃやりおる…みたいな映画は個人的に大好物。その手の映画が好きな人にはとてもおすすめです。 個人的にここ最近見たアジアンホラーは『哭悲/THESADNESS』や『コンジアム』のようなちょっとしたホラーと見せかけておいて想像以上にガチだったというパターンが多かったりしたので、この映画のちょうど良さは個人的にとても心地いいものでした。 重すぎずかといって軽すぎもしないB級ホラーとしてはとて...

ロシアンルーレット

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  どうも、松本13です。今回は、『ロシアンルーレット』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ロシアン・ルーレット』は、2010年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。出演はサム・ライリー、ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークなど。 【あらすじ】 病気の父と暮らす貧しい青年ヴィンスは大金がもらえる仕事があると聞いて、ある館を訪れた。 そこでは17人の男たちが輪になって目の前の人物を銃で撃つ、ロシアン・ルーレットの集団版が行われていた… 一般的な評価はそこまでよろしくない今作ですが、個人的にはとても楽しめました。 お金に困った普通の青年が、ひょんなことがきっかけで命がけのデスゲームに参加することになってしまうという、ちょっとした『カイジ』のようなストーリー。 いかにも地下イベント的な、集団でのロシアンルーレットやちょっと癖のある司会者などがかなりいい感じ。 何と言うか、めちゃくちゃ一昔前のカルト映画みたいな雰囲気がするんですよね。 ちょっと分かりづらい表現かもしれませんが、一昔前の小規模なレンタルビデオ店のホラー・サスペンスないまぜのコーナーの、『π』や、『CUBE』の隣に置いてあるような、そんな感じの雰囲気を味わえる映画かと思います。 そういう感じのノリで見るのであればめちゃくちゃ楽しめると思うんですよね。 その手の映画って、大抵はビジュアルや雰囲気はいいのだけど当たり外れが激しいことが多いので、見慣れてる人はそこまで期待値を上げずに見るかと思います。 その手の映画としてはこの映画は十分に当たりの部類かと。 そもそもロシアンルーレットというタイトルの時点で内容は明らかですし、ストーリーだってそれなりに先読みできてしまうのですが。 それでも要所要所で予想とはちょっと違った展開があったり、手に汗握る展開があったりと、その部分はとてもよくできているんじゃないかと思います。 好き嫌いはそれなりに別れる作風かとは思いますが個人的にはとても好きです。 前述のような一昔前のカルト映画のような雰囲気や、終始ヒリヒリとした殺伐とした世界観やストーリー展開についても。 ハラハラドキドキはもちろんするのですが、それよりもヒリヒリという表現の方がこの映画にはしっくりくるかと。 終始安心させてもらえない、妙に居心地の悪い、そんなヒリヒリさ。 お約束が通じないマ...

ゾンビハンター

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どうも、松本13です。今回は、『ゾンビハンター』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ゾンビハンター』は、2017年に制作された、アメリカ合衆国のアクション・ホラー映画。主演はドルフ・ラングレン。 【あらすじ】 ミシシッピー州の小さな町で、古代の悪霊ゾンビが解き放たれた。悪霊はとり憑いた人間を殺した者に次々と憑依していき、町は大量の犠牲者で溢れ返る。そんな時、ゾンビハンターを名乗る男が現れる… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 B級映画として見ればかなりの良作なんじゃないかと。 普通の映画として見たらちょっと微妙な評価になってしまうかもしれませんが。 主演はドルフ・ラングレン。この部分でもある程度警戒する人もいるんじゃないでしょうか。私も同様です。 『エクスペンダブルズ』の準主役組の主演作品って結構当たり外れが激しいですからね。 近年の物は特に。俳優によってはもはや外れしかなかったりなんてパターンもあったりするので。 その手の映画を見慣れてる人はおそらくそこまで期待値を上げないで見るかと思います。 ちなみにこの映画はゾンビ映画。ゾンビ映画もまた当たり外れがかなり激しいジャンル。 主演俳優にしてもタイトルにしてもちょっとしたフラグが立ちまくっているわけなのですが。 ただそういう映画として見ると、この映画かなりの大当たりだと思います。本当にめちゃくちゃ面白いんですよね。 この映画に出てくるドルフ・ラングレンに関してはそこまで特筆するべきこともないのですが。いつものドルフ・ラングレンです。 特筆すべきは今作に出てくるゾンビ。 このゾンビがめちゃくちゃいい仕事しているんですよね。 今作に出てくるゾンビは昨今ではちょっと珍しい悪霊系のゾンビ。 ゾンビになるには死んでいる必要がなく、悪霊が乗り移れば誰でもゾンビとなるという仕組み。 なので噛みついて感染して増えたりとかそういうことはないんですよね。 この映画に登場するゾンビは一体のみ。集団でぞろぞろみたいなシーンは一切なし。 普通に考えたらそれってどうなの?と思ってしまうと思うのですが、今作のゾンビは悪霊由来なので体から体に移動できるんですよね。 もちろんその移動にも条件があって、憑依できるのは自分を殺した相手のみ。 これがめちゃくちゃ厄介なんですよね。 今作のゾンビはめちゃくちゃ凶暴なので一体でも...

ロスト・フライト

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  どうも、松本13です。今回は『ロスト・フライト』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ロスト・フライト』は、2023年のアメリカ合衆国のアクション映画。主演はジェラルド・バトラー。 【あらすじ】 フィリピンのホロ島に不時着した航空機のブレイザー119便。だが、そこは反政府ゲリラが支配している危険な無法地帯だった。そして、機長トランスは生き残りをかけた激しい戦いに身を投じていく… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 大味アクションくらいのゆるいスタンスで見ると本当に大満足できるんじゃないかと。 そこまで過剰な期待をしていなかったせいもあるかもしれませんが、とはいえここまでがっつりとした満足感を得られる作品というのもそう多くはないんじゃないかと。 同じくジェラルド・バトラー主演の名作、『300』レベルの期待はするべきではないかと思いますし、航空パニックというジャンルの映画としてシビアな目線で見たらまた評価は違ってくるかもしれませんが。 過剰な期待さえしなければ誰でも十分に楽しめるんじゃないかと。 ジェラルド・バトラーがパイロットを務める飛行機が不時着したのは反政府ゲリラに占拠された法律の存在しない無法地帯。 飛行機が落ちてしまったジェラルド・バトラーも不幸ではありますが、ゲリラ側からしたら空からジュラルド・バトラーが降ってくるのですから恐怖以外の何物でもありません。 そんなこんなで機長であるジェラルド・バトラーが乗客を守るために右往左往するのですが、本作のジェラルド・バトラーは思ったよりも普通の人なんですよね。 一部作品のような脳筋ゴリラではなく、比較的普通の人間です。 元軍人ながら他の作品ほどの無双展開もなかったり。 そういう部分の暴力担当は今回は他にいたりします。 その部分の塩梅がこれまた絶妙なんですよね。 独走無双展開がない分、いい感じなチームプレイもあったり、ただ男を見せる時は見せるし、元軍人なので銃火器は普通には使えるレベル。 アクションシーンもかなり気合入っていますし、グロ描写も結構容赦ない感じです。 その部分の方向性としては『ランボー/最後の戦場』に近い印象を受けました。 話の展開もかなり面白いんですよね。私がかなり気を抜いてみていたせいもあるかもしれませんが、とはいえめちゃくちゃ手に汗を握る展開の連続。 そもそも飛...

ゴーストバスターズ

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  どうも、松本13です。今回は、『ゴーストバスターズ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ゴーストバスターズ』は、1984年公開のアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。出演はビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバーなど。 【あらすじ】 ピーター、レイモンド、イーガンの科学者3人組が結成したオバケ撃退部隊ゴーストバスターズ。派手な宣伝と活躍のおかげで3人が一躍人気者になった頃、ニューヨークでは門の神ズールと鍵の神ビンツが出会おうとしていた… この映画はもはや語るべくもない名作中の名作かと思いますが。 私の中でもこの映画はトップクラスに「最強」の映画だったりします。 ちなみに私の中の最強というのは、いつ何時、どの時代のどの国のどの年齢層の鑑賞にも耐えうるという意味だったりします。 そんな汎用性は多々ありつつ、内容も抜群に面白い。もう何十回見てもテレビで放送されていたら見てしまう。そんな魅力のある作品かと思います。 90年代前後のこの手の作品の大抵は私の大好物なのですが、その手の作品にしては珍しく、この映画はその手の映画御用達監督もキャストもほとんど出ていないんですよね。 まあ分かりやすく言うとスピルバーグとかそっち方面の監督とか、シュワちゃんなどの筋肉俳優とか。 若い人からすると何で老人がビル・マーレイというおじいちゃん俳優をそこまでありがたがるのかってよくわからなかったりするかもしれないのですが、この映画を見れば絶対わかるんじゃないかと。 私も経験があるのですが、そういう自分より上の世代がありがたがっている俳優って、下の世代からだと本当によくわからなかったりするのですが。 ただ代表作を見るともう本当に一発でわかっちゃうんですよね。それくらいに容易に数十年の時間を超越してしまうくらいの名作って、そこまで多くはないかと思うのですが、この映画はまさにそれだと思います。 この映画の魅力についてはもう語り尽くせないくらいにあるのですが、個人的に特筆すべきは特撮面の素晴らしさ。 さすがに今現在の感覚で見ると時代は感じるかと思いますが、とはいえ今現在の感覚でも十分に観賞に耐える作品だと思うんですよね。 今の感覚では見るに堪えない「かつての最先端」って過去に多々あったかと思いますし、それが普通のことかと思うので、...

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女

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  どうも、松本13です。今回は、『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は、2022年公開の韓国のクライムアクション映画。主演はパク・ソダム。 【あらすじ】 脱北の過去を持ち、どんな荷物も請け負う特殊配送会社「特送」のエース・ドライバーの女性ウナ。そんな彼女のもとに、「ある人間」を運ぶという依頼が舞い込む… この映画、個人的には大満足の映画でした。 凄腕の女性ドライバーが主役の韓国映画という部分で期待した物の全てがこの映画にはありました。 この手の映画としては意外性はほとんどなかったかと思うのですが。 ストーリーについても凄腕ドライバーが面倒な荷物を抱え込んでしまったことから始まるあれこれというコテコテなストーリー。 他の例に漏れずこの映画の面倒な荷物も人間。 というかこの手の映画ってストーリーのパターンはそこまで多くはないと思うんですよね。 そんなこんなでかなりありがちっちゃありがちなストーリーだったのですが、ただ意外性はないながら期待を下回るようなアレな部分もほとんどなく。 これと言って突出する部分はなかったにせよ全ての要素が平均以上の期待以上。 大幅に期待を上回ることはなかったにせよ、残念要素も皆無というまさに優等生な映画でした。 この映画のようにさらっと期待を叶えちゃうような凄腕ムービーって実際そこまで多くはないと思うんですよね。 なんやかんやで全然凄腕じゃなかったりとかそういうパターンって結構ありますし。 特に女性の凄腕系って途中でちょっと色恋入っちゃって、そっち方面でズブズブみたいな、そんでもって肝心の任務の成功率はそこまで高くないみたいな、それで大抵組織的に回してみたいな。 そんな感じの映画って結構多いと思うんですよね。個人的にはそういう映画も大味さやツッコミどころ込みで好きだったりするのですか。 この映画も一見そっち方面に思えたりもするのですが。特に韓国映画って激情系結構多いですし。 ただこの映画は一切そっち方面に振れないクールっぷり。 主演は『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダム。 まさにクールビューティーといった出で立ちなのですが、彼女が演じる主人公がこれまた見た目通りのできる女でして、めちゃくちゃかっこいいんです...

ファミリープラン

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  どうも、松本13です。今回は『ファミリープラン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ファミリープラン』は、2023年公開の、アメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。主演はマーク・ウォルバーグ。 【あらすじ】 自動車のセールスマンとして成功を収めたダン・モーガン。家庭では良き夫で良き父親でもある彼には、実は隠された顔があった。彼はかつて、政府の指令を受けて世界の脅威を排除する、一流の殺し屋だった… 血にまみれた人生を生きてきた男が、あらたな人生を生きるも過去が追いかけてくる、みたいなストーリーの今作。 この手のあらすじを聞いて、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を思い浮かべる人も結構いるかと思うのですが、今作は言ってしまえば明るいヒストリー・オブ・バイオレンスみたいな話でして。 過去を偽って今は平穏に暮らしている元殺し屋が、元同僚たちに命を狙われるのですが。 家族にはバレないように刺客たちを次々と葬っていくマーク・ウォルバーグの殺し屋アクションは何とも見応えがあります。 そもそもこの映画、凄腕なマーク・ウォールバーグが主人公という時点でもうちょっとした勝ち確定だと思うのですが。 ただ今作、マーク・ウォルバーグ映画としてだけでなく、ちょっとしたアクションコメディとしてもめちゃくちゃ楽しめるんですよね。 ちょっと飛び道具的要素のある、この手の家族ものって、個人的には当たりの多いイメージなのですが、この映画はまさに大当たり。 今作がマーク・ウォルバーグが過去に主演した重厚なアクション映画ほどの満足感を得られる作品かと言ったらそういうわけではないかと思いますが。 ただ気軽に見れるアクションコメディとしてはかなり完成度の高い作品かと思います。 この作品、本当にアクションコメディとしては結構な期待をしてみても鑑賞に耐えうる作品。 ポップコーン映画としては本当にこれ以上にない内容なんじゃないかと。 個人的にはめちゃくちゃおすすめです。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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